写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

飛ぶ鳥の後に白羽 能登河北潟のハクチョウ

2017年02月09日 | 写真日記
    [残り羽根]

石川県には白鳥の飛来地として能登の邑知潟、河北潟、加賀の柴山潟などがあります。
このうち金沢市に接する能登半島の付け根にある河北潟にも干拓農地を中心に毎年数百羽のコハクチョウが飛来し冬を過ごしています。
この地で越冬するコハクチョウたちは水のたまった田んぼを寝場所に越冬期間の多くを過ごしますが、時には潟湖の河口付近の水面で夜を過ごすこともあるようです。
写真は夜明けの寝場所を訪れるとすでに餌場に飛び立つ集団の姿が見え、飛び立った後に残っていた真白い羽です。
まだ暗い水面に射しこんできた朝の明かりに照らされて反射する白い羽がとても印象的でした。

    [飛び立つコハクチョウたち]

前夜は湖面を寝場所としたのか、コハクチョウたちは河口近くの水面から餌場へと飛び立っていきました。
あの大きな身体を持ち上げるための激しい羽ばたきと水面をける水音、高く跳ね上げる水しぶきが混じり合う迫力のある音に一瞬湖面が包まれました。
夜明けのコハクチョウたちが繰り広げるドラマを一観衆として楽しんだ朝でした。

今日は遠来の「河北潟」で冬越しをしているコハクチョウの写真二枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



当ブログの親サイトは[ぎゃらりーたちばな]です。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする