写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

小松で町屋を楽しむ 恐るべし小松市竜助町

2017年02月11日 | 写真日記
    [松雲堂 ジャパン九谷のふるさと]

みごとな錦窯です。
明治の輸出産業の花形だった「九谷焼」、その一翼を担ったのがタイトルの「松雲堂」という窯元です。
ネットでも公開されている研究論文によると「松雲堂は、 明治時代に現小松市龍助町に松本佐平という陶画工 によって築かれた窯元で、松本佐平は経営者として陶 画工として活躍した」ということで、この町屋はその商家でもあり工房でもあったそうです。
当時あった大・中・小の窯のうちの一番大きな釜が当時のまま保存されていて興味深い姿を見せていました。
    [窯の全体像]

素人の私が見ても見事な姿をしています。

    [松雲堂全体の外観]

今日は何の予備知識もなく小松市の「小松町屋文庫」で今日から始まった写真展を見るために訪れた竜助町。
その小松町屋文庫の道路向かいの建物の「フォト俳句展示」の立て看板が目に入りふらっと戸を開けてビックリ。
なんとも見事な町屋の室内が広がりギャラリーとして作品が展示されていました。
この町屋が日本を代表する「九谷焼」を世界に送りこんだ窯元だったとは。
ネットで少し見てみると、龍助町界隈は加賀藩の前田利常が小松城に入って以来北陸道の、宿場町・門前町・物資の集散地として繁栄を続けた街だそうです。
少し歩いてみても見事な町並がいまも展開していました。
予想以上の見応えのある街並みとともに歴史的にも大切な町を訪れた数時間でした。

今日は小松市の見事な町屋と内部の写真を3枚アップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



当ブログの親サイトは[ぎゃらりーたちばな]です。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする