写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

奥能登撮影会二日目 宇出津(うしつ)港の朝

2017年04月21日 | 写真日記
    [漁港の朝]

港に接する民宿で夜を過ごした朝、わずかに夜明けの明かりが宿の窓に届いてきた午前5時過ぎに漁船の音です。
窓を開けると港の沖合にある定置網での漁を終えた船団がカモメの群れを従えて帰港してきました。
漁船を岸につけると同時に寸刻を惜しんで港の競り市場へ獲ってきた魚の陸揚げ作業が待っています。

    [一人乗り漁船で朝日を浴びての作業]

港近くの海上に浮かぶ一人乗りの舟で引き上げた網から大型の魚を獲り込む作業中の老漁師が目に入りました。
なんとなくヘミングウェーの「老人と海」のワンシーンを思い出す光景でした。
ちなみに手元に見える魚は「鮫」でした。
このすぐ後に始まった市場ではまだ動いている鮫が数匹競りにかけられていました。
ちなみにこれくらいの鮫は湯掻いて酢味噌で食べるのが一番だと教えてくれました。

    [市場の周りでは隙があらばと鳥たちが]

宇出津港の競り市場、集まってくるのは人だけでなくカモメやサギ、トビやカラスなど多くの鳥たちも集まります。
多くは競りにかけるために魚を選別する際に商品とならない魚が残されるので、それを狙う鳥たちです。
写真は早くから場所取りをしているアオサギと空を飛びながら獲物を探すカモメです。

今回の奥能登撮影旅行の二日目は宇出津(うしつ)漁港から始まりました。
夜明けの漁港の写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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