金沢の春 花のシーズンが始まる

　　　　［夜明け前の桜］

昨日の未明、雨のなかの金沢市営グランドで見た本格的な桜のシーズン開幕を告げる夜明け前の桜です。
フィルムカメラ時代ならば暗くて撮影不可能な時間ですが・・・、車のライトでの照明とデジタルカメラの高感度機能を生かしての撮影で見事な枝ぶりの桜の樹が暗さのなかで浮かび上がりました。

　　　　［モノクロの桜］

競技場の出入り口にあたる場所に設置された逞しい青年像と桜をモノクロで現像しました。
これまた暗い中での撮影でしたが、ようやく咲いた花の下の彫像がモノクロ現像でいい感じになりました。
私はボランティアで日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」の地域配達を担当しているので毎年地域の桜の名所で一番に開花シーズンの幕開けに出合います。
それにしても一昨日の６日はほんとに「チラホラ」というものだったのが２０時間ほどでここまで咲き、３日目の今日午前中に見た時には素人目には「満開」に近い桜並木になっていました。
桜の開花スピードの速さを実感した今年の咲き具合でした。

　　　［児童公園の辛夷］

新聞配達中に目についた児童公園の辛夷です。
公園の街灯の光に雨のしずくを光らせた辛夷が輪郭をくっきりと浮かばせる、印象深い未明の花の姿でした。

金沢には兼六園をはじめとして犀川堰堤、浅野川沿いの桜など数多くの名木や桜の名所がありますが、市内のいたるところで素敵な桜を見ることができます。
今日はまだ暗い夜明け前に撮影した桜と辛夷の花写真３枚をアップしてブログ［写真師の新カメラ日記］更新です。



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