写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

黄金の衣を脱いだ美女 金沢の夜

2017年02月18日 | 写真日記
    [春一番の風を受けて]

金沢を代表する交差点、近江町市場の入り口にあたる武蔵交差点を眺める美女像がいます。
今年の「春一番」が吹いた昨日、金沢駅での原発ゼロを目指す金曜行動への参加の前に駅から二つ前の武蔵町バス停で降りて冬の間纏っていた黄金の衣を脱いだ美女に会ってきました。
この日の雨に濡れた艶やかな肌で宵闇のなかにひっそりと座っていました。

    [黄金の衣をまとっていた姿]

金沢市の繁華街が11月末ごろから様々なライトアップで華やかな雰囲気に包まれ始めたとき、武蔵が辻の美女も黄金の衣を纏った姿を見せました。
写真は金箔を雪に見立てた雪吊りのなかにすっぽりと体を入れて素敵な照明に耀く姿を2月3日に撮影したものですが・・・。
現在は本来の姿で武蔵が辻の交差点を見続けています。

    [今日は「ごみデモ」 好評でした]
金沢市が打ち出した「家庭ごみ収集の有料化」案に反対するデモ行進の「ごみデモ」に参加しました。
ユニークな名前の「ごみデモ」、参加者だけでなくデモコースの繁華街を行き来する通行の人たちにも好評でした。
「ストップごみ有料化」「ごみ有料化いらん」「税金の二重取りはごめんです」「何でもかんでも金とるな」などのコールにはデモコースの歩道を行き来する人たちも声に出していました。

今日は武蔵が辻の美女の写真を二枚アップと「ごみデモ」の報告記事でブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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今宵は金曜「どいね☆原発」の夜

2017年02月17日 | 写真日記
    [今夜は「第232回 どいね☆原発」行動日]

今日の金沢は冷たい「春一番」といわれる雨混じりの強風が吹き荒れています。
もうすぐ6年目を迎えようという史上最悪の福島原発事故を受けて日本全国に広がり今も続けられている原発廃炉、原発ゼロを訴える金沢の行動が232回目の金曜夜となりました。
写真は先週の行動ですが、今夜も18時半から金沢駅東口で行動開始です。
まだ風と雨が時折り激しく降るようですが・・・、私も間もなく金沢駅へ出かけます。

    [またも午睡から起こされました]

「そろそろ起きて行かないと・・・」と我が家の長寿猫ビー子が声をかけてくれました。
20数年も家族として暮らしていると猫は人間たちの動きで大体のスケジュールはつかんでいるようです。
さきほども炬燵でウトウトしていると丁度良い時間に声をかけてくれました。
彼女の勧めに応じてまもなく金沢駅に出発します。



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卯辰山の夜明けは春?

2017年02月16日 | 写真日記
    [卯辰山から見る日の出]

昨日は真冬そして明けた今朝は春の暖かさでした。
本当に久々の晴れた夜明け、もうすぐ日の出という時間に思い立って金沢市民に親しまれる卯辰山朝陽スポットである「見晴台」へ。
到着してすぐに山並みから朝陽が顔を出しました。

    [梅花も春を感じて次々に開花]

まだ雪が残る卯辰山ですが、気温の上昇を感じているのでしょうか金沢市では早く開花することで知られる卯辰山梅林では次々と梅が開花しています。
このようすでは満開になるのもそう遠くはない気がします。
早朝の梅林で花を撮影していると、次々と雪を踏みながら犬とともに散歩の方たちが声をかけていきました。
気温が上がり春を感じながら散歩の方たち言葉を交わす、ステキな朝でした。

今日は卯辰山の朝の写真二枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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雪国で写す 集落と峡谷

2017年02月15日 | 写真日記
    [白山山麓 下吉野]

しばらく雪国から遠ざかっていたのですが、今日は久しぶりに時間が空いたので少し後ろめたい気を持ちながら激しい市議選の闘われている白山市までカメラを持って行ってきました。
白山の山頂から日本海までという岐阜の高山市に続く広い地域を選挙区とする白山市、19日が告示で6名オーバーという市議選になりそうです。
共産党はこれまで議席を守ってきている宮岸美苗さんが議席を守るために奮闘しています。
本来なればハンドマイクと政策ビラを持ってゆかなければならない地域ですが、今日はカメラを持って雪景色を撮りに。
写真は手取川中流域から上流域にかかる下吉野地区、天候が良ければ集落の向こうの山のさらにその上に白山が聳えているのですが、今日はその姿を見ることはできませんでした。

    [雪の手取り峡谷 黄門橋から]

下吉野の集落から少し上流へ向かうと本格的な手取川峡谷の地域に入ります。
その最初のビューポイントである「黄門橋」からの撮影です。
金沢に住みながら、今冬は雪が少なくてなかなか雪国の感覚にならずなんとなく物足りない日が続いていたのですが・・・。
さすがに白山の山麓を訪ねてみると雪がいっぱい、人の姿は見えない、布団のように雪を被った田や畑の姿、その向こうの雪山。
雪国の姿を堪能した数時間でした。

今日は夕景も素晴らしかったようですが・・・、都合のつく時間に行っての雪国の写真2枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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十六夜の月 度し難い奴

2017年02月14日 | 写真日記
    [度し難し]
今日の国会中継では日米首脳会談という貢ぎ物外交から帰ってきた安倍晋三のただでさえ大きい顔がさらにアップされ何度もテレビ画面を占拠して辟易した。
トランプ大統領と19秒もの長い握手、そして二人だけでゴルフ遊びしたことで世界の指導者にでもなったと勘違いしたのか、いつも以上に国会では質問の内容に答えずに言いたい放題、挙句の果てに他の大臣への質問も横取りして答えるありさま。
この様子を見て彼への怒りとともに浮かんだ言葉が「度し難い奴」 。
ネット辞典で調べると
「度し難い」は[形][文]どしがた・し[ク]済度(さいど)し難い。救いがたい。道理を言い聞かせてもわからせることができない。「縁なき衆生(しゅじょう)は―・し」「―・いわからずや」[派生]どしがたさ[名](デジタル大辞泉)
ようするに私は安倍晋三という男を「救いがたい。道理を言い聞かせてもわからせることができない」男だと再認識した次第です。
一刻も早く安倍内閣を倒さなければ外交・防衛・経済面での痛手が深くなるだけでなく憲法9条を持つ日本という国の品格さえも貶めてしまうのではないかと心配です。

    [十六夜の月]

満月の夜は分厚い雪雲に遮られてほとんど姿を現さなかった月ですが、昨夜は星も見える空に少し欠けたような昔の歌人も愛した十六夜の月がためらいがちに浮かんでいました。

    [和歌に詠われた十六夜の月]

藤原為家の側室で未亡人となった阿仏尼の残した「十六夜日記」にこんな和歌のやりとりが。

  ゆくりなくあくがれいでしいさよいの月やおくれぬかたみなるべき
(十六夜の月の夜にあなたはいずれかへ行かれてしまいました、今夜の十六夜の月をみているとあなたを思い出します)

  めぐりあう末をぞ頼むゆくりなく空に浮かれし十六夜の月
(空に浮かぶ十六夜月のように、私も都をふらりと出てしまいました。また都に帰りあなたに会える日を心待ちにしています。)

相聞歌といわれる恋の歌ではないようですが、十六夜の月を目にしてのなんと素敵なやり取りではないでしょうか。

今日の国会で「どや顔」をさらしていた首相にはこの歌の欠片ほどの感性もないでしょうね、つくづくこんな首相を持っていることが嫌になっています。

今日は「十六夜の月」の写真二枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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「新カメラ日記」アルバム-8 (2011年11月~12年3月)

2017年02月13日 | 写真日記

    [屋根雪下ろし]

写真は2012年1月、石川県でも豪雪の地と言われる白山市の旧白峰村で撮影した写真です。

今日はどうも目の調子も悪くPCのモニター画面が薄かったりボケたり二重に見えたりです。
というわけで2012年冬にブログで公開した写真をgooが纏めてくれたフォトチャンネル「写真師の新カメラ日記-8」をリンクしてのブログ更新とします。

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雪の兼六園 残り葉と雪吊り

2017年02月12日 | 写真日記
    [雪吊りの姿が映える 唐崎の松]

午前6時半、目が覚めてみると戸外が異常に静かな朝になっている。
夜の雪が路上を覆う朝特有の静かさです。
冷たい朝でしたが思い立って兼六園に出かけました。
兼六園の近くにいても雪吊りの姿の代表的な存在である霞が池の「唐崎の松」が雪に包まれる姿を見ることはほとんどありません。
北陸の雪は重くて木々の枝には大敵ですが(だからこその雪吊りです)、水分が多くて少し日が射すと見る見るうちに溶けてしまいます。
ということで「雪吊り」のイメージとは違って雪を乗せた唐崎の松の姿を見られることはとても珍しいことなのです。
今朝はまだ雪が溶ける前の雪吊りの「唐崎の松」の姿に間に合いました。
写真はカラーではなく、より実際の印象に近いモノクロに現像しました。

    [残り葉 秋と冬そして春]

霞が池のほとりに立つ一本の楓の仲間、秋の遅い時期に紅葉を池に映す樹があります。
なぜかその紅葉した葉はいつまでも、春先まで枝先に残っている不思議な樹です。
まだ紅葉の名残を残す風情の葉に昨夜の春の雪が乗っています。
まるで秋と冬と春の3シーズンが混在しているようでした。

    [貢ぎ物持ちトランプ詣で]
2月12日付の「しんぶん赤旗」の一面見出しは「対米追従一層深化」と今回の日米首脳会談を伝えています。
同じ紙面でこの会談の性格を「異常な“トランプ追随”を際立たせた日米首脳会談」として志位共産党委員長が談話を出しています。
ぜひリンク先からこの記事をお読みください。

今日は兼六園の雪が乗った名木をまもる「雪吊り」の姿と「残り葉」の写真二枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です



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小松で町屋を楽しむ 恐るべし小松市竜助町

2017年02月11日 | 写真日記
    [松雲堂 ジャパン九谷のふるさと]

みごとな錦窯です。
明治の輸出産業の花形だった「九谷焼」、その一翼を担ったのがタイトルの「松雲堂」という窯元です。
ネットでも公開されている研究論文によると「松雲堂は、 明治時代に現小松市龍助町に松本佐平という陶画工 によって築かれた窯元で、松本佐平は経営者として陶 画工として活躍した」ということで、この町屋はその商家でもあり工房でもあったそうです。
当時あった大・中・小の窯のうちの一番大きな釜が当時のまま保存されていて興味深い姿を見せていました。
    [窯の全体像]

素人の私が見ても見事な姿をしています。

    [松雲堂全体の外観]

今日は何の予備知識もなく小松市の「小松町屋文庫」で今日から始まった写真展を見るために訪れた竜助町。
その小松町屋文庫の道路向かいの建物の「フォト俳句展示」の立て看板が目に入りふらっと戸を開けてビックリ。
なんとも見事な町屋の室内が広がりギャラリーとして作品が展示されていました。
この町屋が日本を代表する「九谷焼」を世界に送りこんだ窯元だったとは。
ネットで少し見てみると、龍助町界隈は加賀藩の前田利常が小松城に入って以来北陸道の、宿場町・門前町・物資の集散地として繁栄を続けた街だそうです。
少し歩いてみても見事な町並がいまも展開していました。
予想以上の見応えのある街並みとともに歴史的にも大切な町を訪れた数時間でした。

今日は小松市の見事な町屋と内部の写真を3枚アップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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白山山麓の冬 鳥越の里

2017年02月10日 | 写真日記
    [大日川の鳥たち]

今日は日本列島に「大寒波襲来」ということで報道関係は大騒ぎでしたが・・・。
金沢はいつもの冬の気候、明日からは寒波が強まりもう少し雪もありそうです。
本格的な冬景色が見たくなり過去の写真を見ていると白山山麓の里、鳥越地区で撮った写真が出てきました。
白山を源流とする手取川を主流としてその支流「大日川」を少し遡ると冬の水鳥たちが流れに乗って上流から下流、下流から上流へと行き来し、それをダイサギとアオサギが見守るように佇んでいました。

    [雪道の奥に]

除雪された道から雪道を踏みしめた少し奥まったところにぽつんと民家がありました。
冬も住人はいるのでしょうか・・・、かつては冬越しの人たちの声もした村だったのでしょうが近くの家々もひっそりと雪の中で眠っているような集落を見るとおとぎ話のなかに入り込んだような不思議な感覚にとらわれるひと時でした。

今日は雪国らしい写真を二枚アップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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飛ぶ鳥の後に白羽 能登河北潟のハクチョウ

2017年02月09日 | 写真日記
    [残り羽根]

石川県には白鳥の飛来地として能登の邑知潟、河北潟、加賀の柴山潟などがあります。
このうち金沢市に接する能登半島の付け根にある河北潟にも干拓農地を中心に毎年数百羽のコハクチョウが飛来し冬を過ごしています。
この地で越冬するコハクチョウたちは水のたまった田んぼを寝場所に越冬期間の多くを過ごしますが、時には潟湖の河口付近の水面で夜を過ごすこともあるようです。
写真は夜明けの寝場所を訪れるとすでに餌場に飛び立つ集団の姿が見え、飛び立った後に残っていた真白い羽です。
まだ暗い水面に射しこんできた朝の明かりに照らされて反射する白い羽がとても印象的でした。

    [飛び立つコハクチョウたち]

前夜は湖面を寝場所としたのか、コハクチョウたちは河口近くの水面から餌場へと飛び立っていきました。
あの大きな身体を持ち上げるための激しい羽ばたきと水面をける水音、高く跳ね上げる水しぶきが混じり合う迫力のある音に一瞬湖面が包まれました。
夜明けのコハクチョウたちが繰り広げるドラマを一観衆として楽しんだ朝でした。

今日は遠来の「河北潟」で冬越しをしているコハクチョウの写真二枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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