写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

金沢市南部 枝垂れ桜の里

2017年04月20日 | 写真日記
    [竹林の枝垂れ桜]

金沢市南部の山里、竹林に囲まれた枝垂れ桜の里で写真仲間と曇り空の下の三人撮影会。
タケノコ堀りの季節を前にした静かな竹林をバックに枝垂れ桜の花が流れ落ちる小さな滝のように揺れていました。

    [人知れず里に咲く]

金沢市中心部から30分も車で走ればこの見事な枝垂桜の里に到着します。
あまり人には知られていないのですが「知る人ぞ知る」存在の花の名所です。
この地域一帯は金沢市でも有数の竹の子産地で、この桜の里もどちらかというとタケノコ堀を体験できる観光竹林として良く知られているかもしれません。
ただ花の満開の季節にこの地を訪れた方はその見事さに息をのむといわれています。
私たちも18日、満開の時に出くわして息をのみながら夢中でシャッターを切っていました。

    [小さな寺への参道を飾る枝垂れ桜の並木]

竹林に囲まれた小さな寺ですが・・・、昔から「九万坊(くまんぼう)さん」と呼ばれ、金沢市内を中心に多くの信者がお参りする、これまた「知る人ぞ知る」存在の名刹だと聞いています。
竹林の裾の参道をトンネルのように覆うみごとな花の並木が続いています。
とてもいい季節に訪れることが出来てうれしい日でした。

ここ2日間は曳山祭りの写真が続きましたので・・・、今日は私の撮影フィールドで撮った山里でひっそりと咲く枝垂れ桜の写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。

当ブログの親サイトは[ぎゃらりーたちばな]です。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奥能登港町の曳山祭り(夜の部)

2017年04月19日 | 写真日記
    [危ないから 下がって下がって]

港町の曳山祭りの続編です。
曳山が港の広場で休憩し、再出発した時はもう暗くなり綱を引く人や曳山に乗った子供たち、そして見物の方たちはますます元気になってきました。
昨日アップした写真とは別な曳山の前でカメラを構えているといかついあから顔の先導の方が私の方を指さしたので怒鳴られるかと身構えると、意外と優しい声で「危ないから下がって避けてくれ!」との指示、私も気分よく指図に従いました。

    [曳山の上で子どもたちは]

「上杉謙信の能登攻め」の大きな作りものと一緒に曳山に乗った子どもたちは大きな曳山の高いところから緊張と興奮の入り混じった声をあげ、揺れをこらえようと手すりにつかまっていました。
なかにはスリルを楽しむ風情の子どももいて、そのさまざまな表情がとても面白く感じました。

    [家族はスマホ写真を]

祭りに参加している方の家族か恋人でしょうか?
たくさんの方たちがカメラやスマホなどでさかんに写真を撮っていました。
夜になっての祭りも町の方たちすべてが家族のような素敵な雰囲気での曳山祭り。
祭が終わってからも打ち上げの宴だったのでしょうか、夜遅くまで祭りの音頭が港町に流れていました。

昨日に引き続いて曳山祭りの写真を三枚アップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



当ブログの親サイトは[ぎゃらりーたちばな]です。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奥能登 港町の曳山祭り

2017年04月18日 | 写真日記
    [幼児も参加の港のまつり]

能登半島先端近くの港の祭りを見る機会がありました。
能登では全国的には山車(だし)と呼ばれている大きな台車に造りものなどをしつらえて街を練り歩く祭りですが、能登半島では曳山祭りとして盛んにおこなわれています。
その祭りに丁度居合わせることが出来たのでカメラを持って追っかけをしました。
この港は「暴れ祭」という荒っぽい祭で知られた町なので覚悟をしていたのですが・・・、曳山祭りは家族連れで参加する元気だけれど町中が和やかな雰囲気に包まれる素敵な祭りでした。
写真のような幼児も大人に混じって懸命に引き綱を引きながら移動していきました。

    [山車の上にはたくさんの子供たちが]

大人の方たちの身長と比べればその大きさが想像できると思いますが、とても大きな山車の上にいっぱいの子どもたちが乗り、大声を上げて引き綱をひく人たちを元気づけます。
その声に励まされて大人たちは曳山を移動させていきます。
勇壮な、そして和やかな港の祭りでした。

今日は能登半島の港の曳山祭りの写真を二枚アップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



当ブログの親サイトは[ぎゃらりーたちばな]です。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金沢市でドウダンツツジの開花 朝陽と葉桜

2017年04月17日 | 写真日記
    [ドウダンツツジ開花]

4月も半ばを超えて金沢市のいたるところで「ドウダンツツジ」の花が可愛い姿を見せ始めました。
「上品」「節制」という花言葉を持つこのスズランに似た純白のつぼ状の小花を咲かせるドウダンツツジ。
秋の紅葉も特に美しく、花言葉の「上品」は、その可愛く純白の姿に由来するともいわれます。
中国の伝説のまるで満天の星のように輝いた花というところから漢字では「満天星躑躅(ドウダンツツジ)」と書くそうです。

    [朝陽と葉桜]

金沢市の桜(ソメイヨシノ)は全体として終盤を迎え、緑の葉が目立ち始めました。
夜明け写真の犀川河畔で咲いている桜の樹もほとんどが「葉桜」と呼ばれる段階に入りました。
その葉桜と朝陽をコラボして撮った一枚です。

今日は簡単に二枚の写真をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



当ブログの親サイトは[ぎゃらりーたちばな]です。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金沢市 聖ヨハネ教会のモクレン

2017年04月16日 | 写真日記
    [木蓮の開花]

金沢市の兼六園の桜が満開となり多くの花見客が訪れているとき、その兼六園近くの石引町にある「聖ヨハネ教会」で見事な木蓮の花が開花しました。
金沢市内のモクレンはほとんど咲いていたのですが、この樹は教会の影にあたる場所で日当たりの関係か開花が遅れていたものです。

    [ピンクの花が満開です]

私が知る限りでは金沢市内では有数のモクレンの巨木ですが、教会の建物が改修工事中なので構図が窮屈になっています。
それでも隣の建物との関係を見てもその大きさがわかると思います。
私は毎年このモクレンの花に出合うことを楽しみにしています。

    [咲きそろう花々]

あまりにも大きい樹なので全体を捉えるのがむつかしく、中ほどの張り出した枝で咲く花々です。
白から濃いピンクへと一つ一つの花が見事に彩りを競い合っています。

今日は毎年楽しみにしている聖ヨハネ教会のモクレンの花写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新しました。
きょうはこれから能登半島へのミニ撮影旅行に出発なので少し早いブログの投稿です。



当ブログの親サイトは[ぎゃらりーたちばな]です。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

満開! 金沢市桜公園

2017年04月15日 | 写真日記
    [桜公園一本桜が満開に]

私の町内にある桜公園のかつて金沢市の開花宣言の基準となっていた一本桜が満開の時を迎え地域の方たちがライトアップをしているというので食後のお散歩に行ってきました。
例年よりも少し遅れての満開となりました。

    [桜の下には美女も]

夕闇が迫る中で浮かぶ桜の木の下に美女がゆっくりと過ぎ行くときを楽しんでいました。

    [桜の花の中に満月]

満開の花を上空から見る満月。
すてきな時をご近所の桜の名木で楽しむ宵のひと時でした。

今日は満開の桜と満月の写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



当ブログの親サイトは[ぎゃらりーたちばな]です。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金沢市南部丘陵 カタクリ群生地と白花カタクリ

2017年04月14日 | 写真日記
    [白花カタクリ]

金沢市の山里では一番と言われる春を呼ぶカタクリの花の群生地、平栗集落でそのカタクリの花が終盤の輝きを見せた4月10日のようすです。
写真の花は地域の方たちが大切に保護し、毎年白い花を咲かせている珍しい一株です。
カタクリの花は平安の昔から知られていて、北陸にもなじみの深い大伴家持は次のような歌を残しています。

   『もののふの八十をとめらがくみまがふ寺井の上の堅香子の花』 大伴家持(万葉集)

この歌は春の光をあびて清水を汲みに集う乙女たちの笑い声、そんな乙女たちを象徴するように咲いているカタクリの華やいだ情景を詠ったものだということだそうです。

    [夕方の斜光を浴び群生するカタクリの花]

NHKのラジオ深夜便でおなじみだった歌人鳥海昭子さんはこんなふうに詠っています
 
   『雪解けの山の斜面を埋めて咲くカタクリの花そよぎ止まざり』鳥海昭子

ちなみにカタクリの花言葉は「初恋、嫉妬、さびしさに耐える」などです。

今日ははやくも名残惜しい存在となってきたカタクリの花の写真を二枚アップしてブログ[写真師の新カメラ日記]を更新です。



当ブログの親サイトは[ぎゃらりーたちばな]です。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金沢市営グランドの桜 日本は独裁国家!?

2017年04月13日 | 写真日記
    [桜百景 グランドの桜を楽しむ]

金沢市南部にある金沢市営グランド。
1947年、第2回国体が開かれて以来石川県で開かれる陸上競技大会の主会場として歴史を重ねてきたわが町にあるグランドです。
20数年前に石川県営の陸上競技場が開場した後も市民に親しまれる陸上競技場としていろいろな大会や高校の運動会、陸上選手の練習に使われています。
そしてこのグランドは金沢桜100景に選ばれた約110本の桜が咲き競っています。
桜の季節には市民にも開放して多くの市民がファミリーで楽しむ姿が見られます。

    [桜の下で練習]

金沢市民がグランドの桜を楽しんでいる間も選手たちはトラックを中心に練習を続けています。
4月12日、連れ合いと行ったときは中学・高校の各校選手たちが桜の下で暗くなるまで懸命に練習を続けていました。
そんな若者たちの懸命な姿を見られるのもこの場での花見の特典です。

    [安倍政権下の日本は独裁国家!?]
12日の国会では現憲法下では信じられないような議会運営が進行していました。
舞台は衆院厚生労働委員会、もっとも国民の立場で審議を進めなければならない委員会だと思うのですが・・・。
「介護サービスの自己負担割合の無引き上げ」などを盛り込んだ介護保険法改悪法案を審議中に野党が森友問題について質問したことに難癖をつけて与野党で合意していた日程を無視して自・公両党が突然質疑を一方的に打ち切り採決を強行したものです。
自分たちの意に沿わない議論は数の力を頼んで問答無用に切り捨てるという今回の出来事はこれまでになかった、まさに独裁的な安倍内閣の政治姿勢が現れたもので、民主的な憲法から言ってもあってはならないものと思う事態です。
断固抗議したいと思うと同時に、次の国政選挙ではこんなでたらめな政権を潰さなければならないと思います。

今日は金沢市営グランドの桜写真2枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



当ブログの親サイトは[ぎゃらりーたちばな]です。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金沢市南部丘陵から見た夕景

2017年04月12日 | 写真日記
    [金沢市南部丘陵から見る夕陽]

真っ赤なクラゲのように見えるだるま夕陽、巨大なキノコのようです。
海面に没しつつあるときの太陽が海面に映り込んで夕陽を支える台座のようにも見えます。
林道の雪解けで金沢の南部丘陵にクルマで入り込めるようになって数度目の挑戦でようやく海面に没する太陽を撮ることができました。

    [山里から見た手取川扇状地夕景]

私の勧める「夕景」スポットという意味では金沢市近郊で屈指の撮影地、金沢市南部丘陵の高台からみた夕景色です。
地上の左側を光る帯は白山を源流とする石川県一番の手取川、その手取川が長い年月をかけて作り上げた扇状地の河口の向こうに水平線と空を紅く染める夕陽、今年最初に出合った扇状地の夕景です。

今日も遅くなってから夕景の写真二枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



当ブログの親サイトは[ぎゃらりーたちばな]です。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金沢市南部の山里 カモシカとスミレ

2017年04月11日 | 写真日記
    [竹林に二ホンカモシカ]

暖かくなり一段と雪解けが進んだ金沢市南部のおいしいタケノコの産地として知られる山里の竹林に立派なカモシカが出てきました。
この地域にはここ数年でイノシシが大量進出し、その対策としての電気柵設置などで大型獣が棲みにくい状況がすすみ、ニホンカモシカに出合う回数がとても減って淋しくなっています。
ところが山道脇に広がるタケノコ用の孟宗竹の林で出会ったのがこのニホンカモシカ。
斜面のずっと上の方で餌の若葉を食べていてあまりにも遠い距離なので超望遠レンズ付きのコンデジで撮ったものです。

    [山裾に咲くスミレの花]

カモシカを夢中で撮っていた山道脇の足元を見ると素敵な小さなスミレの花が咲いていました。
田んぼのあぜ道を遊び場にしていた子どものころのタンポポやスミレは身近な花たちで、中でもスミレは子ども心にもとても高級な花を見つけたような気がして嬉しくなったことを思い出します。

今日は山里の竹林で出会ったニホンカモシカとスミレの花の写真をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



当ブログの親サイトは[ぎゃらりーたちばな]です。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする