HOTなおちゃタイム

保護猫八匹、21歳のリンをはじめとした楽しい日記をお読みくださいね。

ロシア・エルミタージュ美術館の秘宝

2010-05-08 18:18:26 | 


今日はエルミタージュ美術館の秘宝をご紹介しましょう。
 
このホームページで秘宝の画像が見られます。
下から3行目の”vie the masterpieces of this collection ”をクリックすると見やすいです。
 
わたしから見るとすべてが秘宝に思えるのですが秘宝室には予約制で人数制限もあるのです。
開館が10時で11時に予約がしてあるとか。
現地通訳の案内の方が、遅れると入れないし、遠い。(美術館の中ですよ~)
道が工事中でわからないから、と約20分近くかかって、各部屋に一人必ずいる
「エルミタージュ美術館の大きな番人」のおばちゃんに何度も聞いてたどり着きました。
鍵を開けて,その部屋には特別な案内人の説明がつきました
約一時間それはそれは素晴らしいものばかり!!
感激で写真をとるのを忘れたのか、写真がとれなかったのか覚えがないのですが、、写真がありません、

パンフレットからであまり分かりづらいですが、
皆、金のものです。主にスキタイのものでした。
スキタイというのは紀元前3世紀から6世紀に繁栄した文化です。


大きな意味では、
スキト・シベリア文化地帯と言い灰色の部分です。
オレンジの1がスキタイ遺跡です。


 
右の緑の部分は私がつけた日本の位置
左の上がモスクワ、レニングラード(今のサントペテルブルグ・エルミタージュ美術館のある位置です。)このクルガンという古墳の様式は日本の「藤の木古墳」に影響していると考えられているのです。




 

これは埋葬者がつけていた櫛、12センチほどの見事なギリシャ職人の手による金の細工ものです。
こういった考古学上も貴重なものが、一杯。
ここはどこの国なんだろうと思うくらいシルクロードのあたりまでの宝がありました。
一時間ほどの見学が終わると外からかぎを開けてもらうのです。
ほんとうに貴重なものなだけに管理が厳重なのが改めて感じました。
 
でも他の部屋のものでも、たとえば各17世紀から大帝の使っていた食器なども全部金や銀でできています。



右の赤いものはサンゴで細工されていますし





この大きな器はタライ程ある銀器です。

大きな50センチ以上あるオーム貝でしょうか銀で細工してあるのです。初めてこんな立派なものを見ました。




たいてい各部屋にはこんな大きな石のコブレットというのでしょうか。
置いてあります。その大きさは横の人と比べてみてください。あまり大きいので、入口からは、入れられないので、あとから部屋をつくったそうです。






違うお部屋のものですが、、うれしそうなみっちゃんの背丈と比べてくださいな~



18世紀から、当時使われた食器が飾り付けてあります。
デルフトやセーブルなどヨーロッパの有名高価な焼き物が各お部屋に飾られています。
左の奥の紺の模様はオランダのデルフトで焼かせたオンドル(暖房器具ですね。)天井までその美しさを誇っています。




これは鏡ではありません。こうしておくまでは豪華に続いているのが見えるように設計されています。
これらの秘宝は国民の1%の貴族が争って手に入れた秘宝ばかり!
 
大部分を占める農奴は殺す以外はすべて、貴族に自由を奪われていたのです。
ロシアというのは農耕民族なんですね~
日露戦争は、この貴族の始めたもの。国民感情は別ということを聞きました。
遠い国ですが、とっても国民感情は友好的な国なんですよ~
 
ロシア民謡の中に一つの2番に
「♪イギリス人は利口だから、水や火など使い。ロシア人は歌を歌いみずから慰める~♪」
ということを思い出させられましたよ~
だれかこの歌の題など知ってる方ありませんか~
さて明日はこの国の繁栄を築いたエカテリーナ2世にまつわる財宝や宮殿をご紹介しますね。
コメント
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