HOTなおちゃタイム

保護猫八匹、21歳のリンをはじめとした楽しい日記をお読みくださいね。

豪華、ロシアのエルミタージュ美術館、その1

2010-05-07 18:14:02 | 
http://www.hermitagemuseum.org/html_En/03/hm3_3_1.html

これはエルミタージュ美術館のホームページ、西ヨーロッパのハイライトの画面が出ます。



これはメインの冬の宮殿、この三倍の広さの建物です。

>★エルミタージュ美術館の私なりの紹介★
エルミタージュ美術館は

1776年から、後進国のロシアを近代化するべく、
ドイツから12歳で嫁いできたエカテリーナ2世が、クーデターを起こして皇帝になりその近代化の一環として美術品を収集して、自らの慰め、癒しの場として、隠れ家、フランス語でエルミタージュと呼ばれました。
召使いさえ入ることができなくて見ることができるのは「ネズミと私」だけといったとか
その後の皇帝5代にわたってもいろいろ収集され、公開されるようになったわけです。
最初にイタリアから300点近く買い付けたとか。西ヨーロッパ絵画はほんとに充実したもので、印象派やマティス、ピカソにもすばらしい作品があります。


私が心ひかれた作品は
レオナルドダビンチの絵画2点です。
ベヌアの聖母子像(1478年)これはかれの若いころの作品で、自由でのびのびとしています。
リッタの聖母子像(1490~1491)最後の晩餐など描かれた時期で彼の全盛の完成されたうつくしさを感じます。
ホームページで見ることができます。

数々の素晴らしい絵画をみながら、ふと、これらの絵画も装飾品の一つとして考えていたのではないかと思ってしまいました。



この中にレオナルドダビンチの作品もあるのです。




窓から光をとっているので、ガラスに反射してしまって写真がうまくとれません、
マティスやピカソの作品も窓から日が当っているのです。
びっくり!
日本のような強烈な日差しでないので作品への影響が少ないのでしょうか?



この黄金の間では

10キロ以上の金が使われたそうです。
三角のピラミッドのなかには、素晴らしいカメオのコレクシオンです。
エカテリーナ2世自身が「石の病に冒された」というくらいのすばらしい宝石の展示です。





ピョートル大帝の間、この都市サントペテルブルグを作った大帝です
ヨーロッパの留学経験を生かしてロシアを後進国から新しい国にしようと色々改革をしました。
私はこの床をみてほしいです。ほとんどの部屋はこのような寄木細工です。

ロシアは木が豊富なんだろうな―と思ったのですが。
でも大理石などに比べると耐久性に悪いですよね。ホテルの扉も美術館の大扉も教会もみんな扉は木でできているんです。

なぜだと思いますか~

そう,鉄では冬の厳寒期に、手が張り付いて、大けがをしてしまうからですね~
寄木細工を守るために、ハイヒールなどはいている女性は、入り口で毛皮でできたサンダルのようなもので、靴を覆わなくてはいけないのです。
ロシア人は足が長くてスタイルがいい上にものすごく高いピンヒールをはくのですよ。
エルミタージュの宝だらけの様子の一つはいたるところにおかれた置物からもわかります




各大帝が使った金銀食器目を奪われるというのはこういうことですね~
まだまだいっぱいですが、つづきはまた明日。

コメント
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