久しぶりに図書館へ行きました。
本はいつも3~4冊かかえて同時に読みます。
でもなにが困るかというと膨大に所蔵する本が増えるのです。
売りにいくの、もいくらにもならないし、一年に一度バザーに出したりします。
雑誌は資源ごみですね。
毎月10冊のぴんぴんの雑誌を捨てるときはちょっと罪悪感がありますが・・そ
れ以外に大抵5冊くらいは購入します。
図書館で間に合うものは買わないですませたいと・・
でもね・・結局は図書館で借りたい本を探しきれず本屋へ行きました。
私はきたない本や古い本は苦手です。
一度赤川次郎さんの本かなんか借りて、ねころんであおむけになって読んでいたら、目がかゆくなり真っ赤にになりました。
以来古い本はなるべく敬遠しているんですね。
名古屋ドームに近くに数年前綺麗な図書館ができたので散歩がてらのぞいてみたのです。
でも、古い本も新しいものもごっちゃになっていて・・
図書館の中には、読む場所はありましたので、この2冊を読み切ってしまいました。
団十郎さんの本のは、闘病記というより、むしろ、いかにいきたいかという気がいと彼の精神性みたいなものを感じました。
勘九郎さんの本はほんとに楽しい、
生きてる以上はこう生きる人もいる。
みなから愛され愛した人・・・
両方とも生きてるときの本ですから、万感の思いで読めます。
一芸に秀でるというのは、もちろんそういう環境も必要ですが、すごい努力に努力を重ねていること、
それをあたりまえのように・・
歌舞伎の世界は大きな後ろ盾が物をいう世界のようです。
お二人とも若くしてその後ろ盾をなくしく苦労に苦労を重ねた様子・・
ですからこそ、じせだいへの橋渡しに努力されたのかと・・
私は自分になんて甘い努力しかしてこなかったと反省しきりです。
全く違う二人の生きかた。
でもそこには同じ生きる上での大事なことのメッセージと
いかにそれを手に入れたかが込められています。
機会があったら目を通してくだしさいな
変なハウ・ツー・物つを読むより背得力がありますよ。
だって実践なさって、いきられたのですから・・
読んでくださってありがとう。