今日は朝は素晴らしいお天気!
伊吹も白山(?)も御嶽もピンクに染まってました。
午後から雪が降るとか・・
関東・東北や北海道の方の雪の被害はいかがですか?
お見舞い申し上げます。
パソコンのお稽古帰りの地下鉄の中でふと目に止まった広告
「嵐さり あとに残るは 優しき心」
これはEU大統領・常任議長、ファンロンバイさんの俳句で、
日本語訳にしてあります。
俳句は今や世界の文化ですと。
カソリック系の学校の日本語科の広告でした。
ヨーロッパでもかなりの人が俳句を詠みます。
もちろん、そこの国の言葉でです。
かれも自身の公式サイト「haiku」で俳句を紹介しています。
オランダ語圏の方ですのでオランダ語です。http://hermanvanrompuy.typepad.com/haiku/
2010年4月に初の俳句集を出しています。
当時の記事です・
ベルギーの北部オランダ語圏出身のファンロンパイ氏は
これまでブログ上で自作のオランダ語の俳句を発表してきた。
オランダ語の句も三つの短い文章に五・七・五の音節があり、
独特のリズムを持つ。
ファンロンパイ氏は、「ベルギー俳句の父」と呼ばれるカトリックの神父、メゾッテン氏に俳句の手ほどきを受け、その魅力に取りつかれた。
今でも「就寝前に句を詠む」習慣を守っているという。
オランダ語による俳句の歴史は古い。日本が鎖国していた江戸時代、唯一の貿易相手として長崎の出島に滞在したオランダ人が俳句を欧州に伝えたとされる
・・・・2010 3.31共同通信より
私のパリで知り合った日本語をまなぶ大学の学生も、
在学2年目にして朝日新聞の「天声人語」を読みこなし、
「蕪村」を研究していました。
彼は日本へ一度も行ったことがないので、
いくのが夢といっていました
みんなすごい勉強科ばかりでした。
「嵐さり 後に残るは 優しい心」
もう一度かみしめたい俳句でありませんか?。
読んでくださってありがとう。