先週は5日の夜から8日の夜まで、シカゴに赴任しているムスコとヨメが一時帰国し、この原村へも3泊4日でやって来た。
諸々プライベート用事を済ませるための目的であり、滞在先は東京のいとこの住む青山を基点に、ヨメの実家の仙台、ムスコの実家の信州、そして友人の住む山梨の北杜市と若者らしく移動続き。
6日の夜は上田のムスメも加わり賑やかに貴重なムスメの絞った純米酒付きの夕食をした。
マイナス35度まで行くシカゴの極寒の時期に私が年末に訪れた際、気温は上がり雪は解け、快晴続きの穏やかな毎日で大変外出するには凌ぎやすかった。
ムスコが来る頃、例年であれば雪で覆われているこの原村は暖冬で、道路は乾き
毎日外出するのに何の苦労もいらなかった。
お互いの行ったり来たりは好天が手を貸してくれた。
土曜日は北杜市在住の森の中に住む友人の家にはムスコ夫婦と共に、夕食会におよばれし、
そのままお泊りとなった。
ムスメも一緒だったが、こちらは翌日の日曜日は、勤め先の酒造家での仕事の日なので残念無念で夜になって途中で小海線に乗り3時間かかって帰って行った。
友人のお宅のもてなし振りにはいつもそのお料理やテーブルセッティングや器に
感動を受けて帰ってくる。
その都度、お酒のグラスや料理の器が用意されるが、すばらしい品揃いであり、
わたしも自分の家を持てた時は、参考にしてそれまで勉強させて頂こうと、励みが出てくる。
4日間、息子夫婦と暮したが、時間の過ぎていくスピードは殊更速く、高速バスで新宿まで帰る彼らを八ヶ岳Pで下ろす。
海外勤務だからと寂しさを封印し、独り暮しに慣れさせて、感情を出さないようにしてはいるものの、送り出して一日経ち、仕事から帰って来る時に寂しさが襲ってきた。
11日のお昼頃成田からシカゴへ戻っていくのだが、昨年の6月に赴任していく時よりも今のほうが悲しさが先立つのは何のせいかしら?
信州はどこから見ても八ヶ岳や北アルプスなどが美しく見えて、摩天楼街のムスコ達は景色を堪能して帰って行った。