信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

テレビっ子

2009年02月14日 22時35分14秒 | Weblog
昨夜、帰宅してから雨が降り始め、やけに暖かい夜になった。
昨年の今頃のブログを読み返してみると、雪が毎日降り、凍ったままさらにその上に積もり、道路は雪の壁になっていると書いてある。
2月も下旬には30センチも一晩で積もった。

丁度マイナス16度であると書いてある。
ということは今日は14度だからその差は30度・・・。
この冬に異常気象間違いなしだ。
丁度昨年は今頃は雪道で転倒し頭を打った。
今年も転倒し、一月早く頭を打った。2回目のことなのでCTを撮って脳の中に血腫が出来ていないか確かめた。
毎朝気温はマイナス3度か4度になるが昨年のような凍りつくような寒さはなく、諏訪湖は御神渡りができたのにさざなみがたっている。

庭は土が雪解けでぼこぼこになり、良く見るとあちらこちらに草花の芽が出始めた。
水仙やチューリップも僅かに芽が出始めた。
明日から又寒の戻りが来るというが君達気が早いけれど、大丈夫かい?と声を掛けたくなった。

昨夜はムスメとスカイプで話をしながら、テレビでホームアローン2を見た。
何度も見ている映画だが、おばかな泥棒2人組が懐かしく、お利口なマコーレーカルキンはいつ見ても可愛らしい。

あははと笑いながら見ているのだが、眠くて眠くて沈没しながら、はっと気付いて又テレビを見る。
スカイプにカメラをつけこちらの顔が見えるようになっているので、ムスメには寝ているのがばれて、ちゃんとして寝たら?と何度も言われるがどうしても起きる気力が無かった。
結局途切れ、途切れ、最後まで見て、いつもの時間に布団に入った。

さて今朝起きて家事を始めたがどうも変だ。
昨日健康診断の結果がマンモグラフィーの結果も入力され戻って来た。
マンモは異常なかったが、又もや先週の心不全の文字が目に入った。
半分しか働いていないという私の心臓はいつからこうなったのかわからないが、今悪いのは事実だ。
今日も心臓をわしづかみされたような具合がずっと続き、それを紛らわすために、台所や居間をきれいに片付けた。
引越しして物を増やさず生活して来たが、何だか雑然としている気がして、目に付くものは全部しまった。
その間息子からもらったCDを聞きながら、クラシックの曲にどれほど心が落ち着いたことか。私はノクターンが一番好きで、繰りかえし聞いている内に段々元気が出て来た。

その後犬と散歩に出かけ、近くの温泉に夕方入りに行ったが、やはり気分が悪く昨日異常に眠かったのはこの所為だったのかと、判ってきた。
今まで病気とは気付かずに無理に動き回っていたが、同じような症状は結構前からあったのだ。

ははは・・・紺屋の白袴。

BSで夜7時からかもめ食堂の映画を見た。
以前にも見ているが、小林聡美、片桐はいり、もたいまさこが何ともそれぞれ良い味を出し、フインランドで日本の食事を作り段々客が付き始めるがたまらなくその食事がおいしそうだ。
いい映画は何度見ても飽きないし、おっと、この場面は見過ごしていたわと気付くことが多い。
続いてNHKで9時から渡辺美佐子と久米明の夫婦が東京へ買い物へ出てくるドラマを見る。
福島県に住んでいる老夫婦だが、ベテラン俳優の二人の会話が驚くべく、日常的で
本当に田舎で歳をとって二人だけで暮しているといくらかぼけ気味も会話を良く描き、誰だろう?脚本は・・・と途中で気になったくらい現実味を帯びていた。
老いた夫は家から外に出られない位足が弱っていたのに、訓練を重ね、渋谷でのカメラのセールに妻と共に上京し、カメラを手に入れ、所持金が無くなりホテルに泊れず孫娘のアパートに転がり込む。
孫娘も現代っ子だが、じいちゃん、ばあちゃんを精一杯もてなし、これは見ている人には教訓になったであろう。
後日じいちゃんは亡くなるが、後味の良い優れもののドラマだった。
主役の2人も会話や演技がいくらかぼけてきた老人そのもので、この人たちだから良い番組が作れたのだと思う。
最近のNHKはドラマがすごい。
民放ではお笑いかクイズしか製作できなくなっている。
心に残る、気持ちの入れ替えが出来る、考えさせられる、番組は今の民放にはなくなった。