信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

秋の深まる里山風景

2009年11月09日 22時58分11秒 | Weblog
1泊でトンボ帰りしていく息子と犬達を連れて散歩をする。
ここ数日温かい陽ざしに紅葉は命を永らえ、まだまだ見頃を引き伸ばしている。

 

娘と息子はおしゃべりをしながらなかなか足が進まず、犬達もあっちこっちと臭いをかぎまわり、これも寄り道が多すぎる。

予定の時間はどんどん過ぎて行くが、普段忙しく慣れない職場で外国人に囲まれ勤務している息子にはたまらないゆったり流れる時間に思われる。

最後の収穫を待つキャベツ畑は、きれいな色のキャベツが並び、ブログの壁紙にしたいような姿である。
葉っぱには露がつき、みずみずしさが一杯。







木漏れ日の林のなかに点在する別荘は、住人の姿も見当たらず、静かなたたずまいで
既にもう冬支度に入っているのかもしれない。
先週、初雪が降り、寒くて震え上がった白い姿の八ヶ岳は、今日は麓まで落葉松の効用でオレンジ色の姿に輝いている。



落葉松の林は木の香りがする。
深呼吸しながら歩くが、最近はこの別荘の点在する景色の中を歩くと、やがて自分もこのような家を造るのだという気持ちが段々身近に感じられ、週末の散歩が楽しくなってきたのである。

長円寺の燃えるかえで

2009年11月09日 22時04分41秒 | Weblog
好天が続いており、気温も高く、週末となった。
10月は雨も多く寒い日があり、初雪も降った。
今年の夏は雨が多かったため、紅葉はあまり期待されないと言われていたが、どうして、場所によっては歓声を上げるほどのきれいな紅葉を見ることが出来た。
茅野市の郊外に長円寺という楓の紅葉で有名なお寺がある。
調度、そのお寺の前を通りかかり、真っ赤な紅葉に引かれて、境内にぐるりと植えられている楓の木に驚いた。
この近隣に住んで3年目になるが、その季節に通らないので噂には聞いていたが、今回初めて見ることが出来た。

まるで京都のお寺に来たようだ。


時間が午後に差し掛かったので西日を受けて真っ赤な色が燃えるようである。
このお寺は100体観音が安置されてそれで有名でもある。

  

観音様が並んでいるが、楓の木に囲まれ、微笑んでいる姿は、探していくと自分の心を引き受けてくださる仏様が見つかるような気がする。



今日はシカゴのムスコが研修のため一時帰国してくるが、原村には1泊するので、時間が無いがこの紅葉を是非とも見せてあげたい。