信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

白馬は秋たけなわ

2010年10月17日 21時20分31秒 | Weblog
 
   

土曜日、栂池へ10時20分着いた。
豊科インターから途中は車も少なく、先日の混雑振りを心配することはないと
気分よく車を走らせた。

だが駐車場に着いたら、既に他県ナンバーの車で大混雑。

ゴンドラとロープウエイを乗り継ぎ約700メートル登り、1,300㍍の栂池自然園へ着いた。
麓は紅葉は始まらず今年の猛暑で今頃の時期は霜が降りているのに木の実がならないので
熊が食べる物が無く人里まで降りてくるようになったという。
自然の変化は動物世界まで
残酷な影響が出てきている。

ロープウエイで上がるにつれ紅葉の色は濃くなり、植物園周囲の山々は全山紅葉で別世界であった。

    



11時にスタートして全行程3時間半というが、平坦な山歩きと思っていたらアップダウンがかなりきつく体力の落ちているのを認識された。

普段仕事で歩いているからといっても、使用する筋肉が違うわけで、甘かった。
1時間判くらい歩いたところで白馬三山が目の前に見える展望台に着いた。
大雪渓が雪が残った状態で大迫力。
ガスがかかって頂上が半分しか見えないが杓子岳は2,800㍍、
隣の白馬岳は2,932㍍、流石にぞっとする迫力に満ちている。

  

自然公園というが、湿原やオオシラビソの樹林、水芭蕉、ワタスゲ湿原など季節に
よっては高山植物もきれいであろうし、春から夏に掛けて多分観光客は多いであろう。


オオシラビソは別名栂の木とも言われ特有な針葉樹の香りがあり、ロープウエイで
駅に着いたときには思わず深呼吸をしてしまった。
カナダのロッキーで針葉樹の中をトレッキングしたときも同じ香りがしたのを思い出す。

気持ちが疲れたときは山へ行くのが良い。
最近山へ行くと中高年のグループばかりで皆一眼レフの上等なカメラで
三脚を立ててカメラを覗き込んでいる。
多分自分と同じような年齢であろうと思われる。
男の2.3人のグループが目立つようになった。
女性に囲まれた男性一人というパターンもかなり見られる。
中高年が元気なことは喜ばしいことだが、道を塞がないでほしい。

八ヶ岳の麓に住んでいるが車で安曇野から小谷まで走ると北アルプスの山々が
近くに見えその迫力は違いが大きい。
又雪が降った山を見に来よう。