朝晩寒くなってきた。
夜は炬燵にすっぽりはまり、抜け出せなくなりとても横着になった気分だ。
2匹の犬達は更に炬燵好きでもう潜りっぱなしである。
毎週畑の手入れを繰り返してきたが、そろそろその仕事から解放される時期になった。
朝起きるときは外は暗いし、仕事から帰るときはもう5時過ぎでも真っ暗である。
まだ10月なのに…と思っても夜は長く懐中電灯をつけて犬の散歩をしている始末である。
そろそろ信州の農家は野菜の収穫も終わりになり、広大な畑はトラクターでかき回され
新しい土を入れ、肥料を播き来年へ向けての休耕時期に入る。
とはいってもほうれん草や冬の間の大事な漬物となる大根や野沢菜は、この時期に
青々として育っている。
明日は夏の間沢山の実をつけてくれたトマトの木を抜かなければならない。
まだミニハウスの中ではびっしり青い実がなっているが日照が足らず温度も低いので
赤くならない。
最後の収穫できた実は味が濃厚で、真夏に取れたものとそう変わらず、いよいよ
おしまいかと思うと長い間随分と頑張ってくれたことに感謝するばかりである。