信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

十五夜

2014年09月09日 21時39分01秒 | Weblog
昨夜は十五夜、中秋の名月であった。
しかし、9時ごろを過ぎるまでは雲に囲まれて姿が見えなかったが
やがて余が更けるとともに空も清んで月も明瞭に見えてきた。

ただし、気温が下がり肌寒くいつまでも外にいるわけにはいかなかった。
こころ残りながら月見を終えた。

そして一夜明けた今日は朝からすばらしく晴れてしばらく振りに中央アルプスの全景が
ガスがかかることもなく見通せる。
稲が黄色くなり間もなく稲刈りが始まる。



多分湿度が低くすっきりとした少し寒く感じるくらいの朝である。
勿体ないくらいの晴れ上がった空に家の中にいるには勿体ないと思えたが
畑へ出ると夢中になり終日仕事をしてしまい又体が痛くなる繰り返しになるので
我慢をする。

3月の春になったであろう暖かい日に近隣の高鳥谷という
中央アルプス、南アルプスを一望できる伊那では有名な高鳥谷山にいくべく
たかずやスカイラインを走ったが雪道になり途中で諦め、
午後はムスメとマゴと一緒に、今回リベンジした。
林道はススキで鬱蒼としていたが片道30分ほどで到着し、思わぬドライブに気分が一掃した。

そして夜になると近くの公民館で伊那の田楽座という歌舞劇団の公演を見る。
田楽座は伊那の富県という地域にこの歌舞劇団を起こし今年で50周年という。
その地域に根を下ろしお礼をこめて9月に近隣5ヵ所の公民館でお礼の無料講演を行っている。

1時間余の木遣りや鳥さし舞い、南京玉すだれ、太鼓の合戦、水口囃子などなどの大迫力に
引き込まれすばやく時間は過ぎ去った。

先日のお寺で行われたソプラノコンサートと今回の田楽座の歌舞公演といい、地元でのリラックスした
場での文化活動を見れたので伊那に引っ越してきたという実感がひときわ強くなったと思えた。