信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

リハビリ生活の始まり

2014年09月23日 13時48分11秒 | Weblog
入院中のロゼが術後5日目に退院してきた。
背中の傷は2週間後に抜糸し、その間は抗生剤を飲み自宅療養になった。
危険な時期は過ぎ、犬にとってケージの中で終日閉じ込められて過ごすのは
人間と同じでストレスも高い。

連休の合間だが麻痺した後足のリハビリ体操を教受し手術前よりは多分痛みが
少なくなったのではないかと言う違いだけ理解し、引き取った。

動物病院の庭には大きな金木犀の木があり、駐車して外へ出た途端
香ってきた。
信州へ引っ越してきてご縁が無くなった香りのある木の1種である。
多分元住んでいた神奈川あたりではそろそろ咲き香る時期であろうと思っていた矢先
心地よい気分になった。

100年以上もあるであろうと思われる大木で、久しぶりに嗅いだ金木犀は
過去の生活に戻してくれる。

退院して犬はほっとしたのかどうかわからないが、麻痺した足でずりずりと室内を歩き
外へ出たい様子。
排泄は自力でするのでしばらく外へ出しておいたがずりずりと庭を這い回った跡があり
術前は動かしてはいけませんと言われていたが、今は自分でも動きたいらしい。
手術したとはいえその犬により経過は皆違い、1か月か3ヵ月か長くて9ヶ月とか
センセイは説明するが家の犬がどれに当てはまるかわからない。

家に帰ってきただけでよかったと思う。
背中の傷は大きく、透明の絆創膏が貼られ、丸見え。
昔と違い、手術創も開放的になって包帯など巻かれていない。

退職して勤務していなかったのも介護できるからよかった。
自分自身が65歳を過ぎて高齢者と呼ばれる年齢になり
いつ介護される立場になるかわからないという思いが常に頭の中をよぎるようになった。
考えても見なかった犬の介護がいきなりやって来たが、この静かな環境で恵まれた景色に支えられて
犬の回復を願っていこうと思う。



背中を良く見ると四角く毛を刈られ10針ほど縫っている




もう1匹は能天気で何が起きたかわからないが、おいら退屈で・・・と大あくび





すみません、ひんしゅくでした