そろそろ9月も終わりに近く、稲刈りが進み、黄金色の田んぼは裸の部分が増えてきた。
ついこの間田植えが済んで、蛙の大合唱を聴きながらこれからやって来る
暑い夏を思い描いていたのに、稲刈りが終わった田んぼは寂しい。
昨年の今頃は1ヵ月後に迫ってきた伊那への引越しのために荷物の整理に明け暮れていた。
同時に、庭の草花の移植が思っていた以上に多くて掘り返す時間と、車で運んで移植する時間
に手間取っていた。
日没が早くなり思うほど作業は進まなかった。
今、庭を眺めると良くぞここまで移植した木や草花が定植し育ってくれたものと感慨深い。
何もなかった田んぼの跡地は野菜や草花で溢れ、近所からも褒められるようになった。
シュウメイ菊が良くぞ根付いた。
白菜作りは人生初めての経験。
移住して土地勘は慣れたが、ご近所付き合いや自治会への入会など皆目見当つかず
大規模農家の集合地帯に越してきて知り合いもなくごみ捨てなど悩んだ時期もあった。
12月に孫が生まれ、寒さと異常な降雪の季節にすっぽりはまりマゴマゴしながら雪掻きや
薪割りによる筋肉痛が続く。春になるとともに広い庭を畑つくりと花壇にするため朝から晩まで
働き、筋肉痛は治らず慢性化した。
6月、野菜の出荷の仕事集団に参加し7,8名の中高年の農家のおじさん、おばさんと一緒に
キャベツの収穫と集荷場での出荷作業を経験し、仕事は初めてのためきつかったが集団での
やり終える作業の力に胸を打たれた。
全員70歳以上と言うが恐るべき老人パワーであった。
8月になり加工用トマトとキャベツの出荷に声がかかり本当に暑い炎天下で働いた。月に5日間くらいかな?
トマトの収穫も初めてで、カゴメトマトジュース用のトマトで地面にべたなりしているのをもぎ取り
コンテナに積んでいく。
JA上伊那の所属の法人なので研修旅行と称して富士見町の工場見学もバスで一緒に参加した。
仕事集団は1反歩の畑のトマトやキャベツを2日間くらいかけて全部収穫してしまう。
見事だ。
今日で4日間の9月の作業を終えた。
見渡すと良くぞこんなだだっ広い畑のキャベツを7人くらいで取り尽くしたと集団の力に感動するのは
いつ頃以来かな?
長らく個人プレーの仕事をしてきたので、異郷地で知合ってできた仲間と働くという経験をしたのは
心から気持ちが良くその日が終わるのを感じる。
しかも多分知合うチャンスもない人々と飾る言葉も必要なく働くことで新入りを受け入れてくれる
温かさは余り機会はないであろう。
昨日の朝、キャベツ畑に出勤したら皆、大丈夫かい?と驚く声で私の顔を見ている。
先週、犬の手術でしばらく家から出られず仕事もできないかも知れないと伝言を頼んだ。
それがいつの間にか犬ではなく私が胃の手術で入院したという話が伝わり、当の本人が顔を出したので
皆びっくりしたのである。
けれど心配してくれる間柄になったということで、私もこの伊那の地域住民に認められたのかなと
嬉しかった。
トマトの出荷は5日間で7.2tの出荷になり今年から初めてトマトを作ったオーナーは新人賞
をもらえることになったと大喜びしている。
キャベツのほうも見込んだ量より大幅に出荷出来老人パワーはすばらしい。
全く知らなかった野菜農家の厳しい仕事量を手伝い、デスクワークでは味わえない思いを得ることが出来た。
67歳、最年少、農業経験不確かのおばさん、昨年から随分と前進したと思われる。
今年の薪割りノルマの薪(楢材)100束
ついこの間田植えが済んで、蛙の大合唱を聴きながらこれからやって来る
暑い夏を思い描いていたのに、稲刈りが終わった田んぼは寂しい。
昨年の今頃は1ヵ月後に迫ってきた伊那への引越しのために荷物の整理に明け暮れていた。
同時に、庭の草花の移植が思っていた以上に多くて掘り返す時間と、車で運んで移植する時間
に手間取っていた。
日没が早くなり思うほど作業は進まなかった。
今、庭を眺めると良くぞここまで移植した木や草花が定植し育ってくれたものと感慨深い。
何もなかった田んぼの跡地は野菜や草花で溢れ、近所からも褒められるようになった。
シュウメイ菊が良くぞ根付いた。
白菜作りは人生初めての経験。
移住して土地勘は慣れたが、ご近所付き合いや自治会への入会など皆目見当つかず
大規模農家の集合地帯に越してきて知り合いもなくごみ捨てなど悩んだ時期もあった。
12月に孫が生まれ、寒さと異常な降雪の季節にすっぽりはまりマゴマゴしながら雪掻きや
薪割りによる筋肉痛が続く。春になるとともに広い庭を畑つくりと花壇にするため朝から晩まで
働き、筋肉痛は治らず慢性化した。
6月、野菜の出荷の仕事集団に参加し7,8名の中高年の農家のおじさん、おばさんと一緒に
キャベツの収穫と集荷場での出荷作業を経験し、仕事は初めてのためきつかったが集団での
やり終える作業の力に胸を打たれた。
全員70歳以上と言うが恐るべき老人パワーであった。
8月になり加工用トマトとキャベツの出荷に声がかかり本当に暑い炎天下で働いた。月に5日間くらいかな?
トマトの収穫も初めてで、カゴメトマトジュース用のトマトで地面にべたなりしているのをもぎ取り
コンテナに積んでいく。
JA上伊那の所属の法人なので研修旅行と称して富士見町の工場見学もバスで一緒に参加した。
仕事集団は1反歩の畑のトマトやキャベツを2日間くらいかけて全部収穫してしまう。
見事だ。
今日で4日間の9月の作業を終えた。
見渡すと良くぞこんなだだっ広い畑のキャベツを7人くらいで取り尽くしたと集団の力に感動するのは
いつ頃以来かな?
長らく個人プレーの仕事をしてきたので、異郷地で知合ってできた仲間と働くという経験をしたのは
心から気持ちが良くその日が終わるのを感じる。
しかも多分知合うチャンスもない人々と飾る言葉も必要なく働くことで新入りを受け入れてくれる
温かさは余り機会はないであろう。
昨日の朝、キャベツ畑に出勤したら皆、大丈夫かい?と驚く声で私の顔を見ている。
先週、犬の手術でしばらく家から出られず仕事もできないかも知れないと伝言を頼んだ。
それがいつの間にか犬ではなく私が胃の手術で入院したという話が伝わり、当の本人が顔を出したので
皆びっくりしたのである。
けれど心配してくれる間柄になったということで、私もこの伊那の地域住民に認められたのかなと
嬉しかった。
トマトの出荷は5日間で7.2tの出荷になり今年から初めてトマトを作ったオーナーは新人賞
をもらえることになったと大喜びしている。
キャベツのほうも見込んだ量より大幅に出荷出来老人パワーはすばらしい。
全く知らなかった野菜農家の厳しい仕事量を手伝い、デスクワークでは味わえない思いを得ることが出来た。
67歳、最年少、農業経験不確かのおばさん、昨年から随分と前進したと思われる。
今年の薪割りノルマの薪(楢材)100束