Il film del sogno

現実逃避の夢日記

パーマネント野ばら

2010-06-03 04:55:00 | 日記
6/2(水)晴れ
深夜の帰宅から2時間ほどの睡眠で奉公先へ。来客やら打ち合わせやら。月が変わってもやっていることは大差なし。夕方、池袋で取引先担当者と密会。メトロポリタンプラザの飲食店で一献・・・と書きたいところであるが何故か二人、ケーキセットを前に数字の探り合い。終わって最上階にあるシネリーブルで西原理恵子のコミックが原作の邦画を鑑賞。高知の逞しいおんな達を描き、ここ数年映像化が続くサイバラ作品の中では最良作だと思ふ。しかし作品の肝となるギミックは年初に公開された邦画とかぶっているが、それを差し引いても巧妙な構成(シナリオと演出)である。女優陣も力演で脇役陣も良い。柔らかい方言がどぎついギャグを中和していた。閉鎖的な地方都市はどこかこの世ではないようで、そこで展開される男女の腐れ縁や幼馴染との友情はあたかもメルヘンの如し。ヒロインの謎が明かされるフラッシュバック映像は圧巻である。切なく優しい佳作也。映画の心地よい余韻に浸って夜道を徒歩で帰宅。
コメント
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