Il film del sogno

現実逃避の夢日記

イエロー・ハンカチーフ

2010-07-13 02:18:00 | 日記
7/12(月)曇り時々雨
梅雨も終盤か。選挙もワールドカップも終わり、鬱陶しいだけの毎日が続く。大人は子供と違って長い夏休みがないから詰らない。かといってひと月以上休んで良いと言われたら何をするだろう。小人閑居して不善をなす、なんて古の賢者は上手いことを云う。夕方、赤い電車に揺られて横須賀へ行く。取引先を2社ほど訪問して世間話。戻りの車中で意識混濁、目覚めれば何故か東銀座に到着していた。乗り過ごしたのも何かの啓示、下車して松竹のお膝元・東劇でたまたまかかっていた名作邦画の米国版リメイクを鑑賞。しかし東劇は良い小屋だなぁ。豪華なイスとでかいスクリーンがもの悲しく見えるほど、いつ来てもガラガラ。観客4名で最終回の上映開始。山田洋次って監督、実は作風がどこか説教臭くて好きではないのだが、名優ウィリアム・ハートとマリア・ベロ、更にはヴァンパイアものでブレイクしたクリステン・スチュワートというキャスティングはそそる。米国版は驚くほどオリジナルと同じストーリーライン、当然こちらもロードムービー。桃井かおりもちゃっかりおいしい役で出ていた。まぁラストは解っていてもグッときます。人を懸想し待つは麗し。銀座の裏通りをTony Orlando and Dawnの名曲"Tie A Yellow Ribbon"をハミングして歩く。何故この楽曲を使わなかったのだろう?
ジムに寄って遠泳して定刻帰宅。
コメント
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