8/2(火)曇り
曇天続きやや涼しい。天候不順なのだろう。猛暑の復活はありや。奉公先では月次処理で終日集計業務に追われる。夕方少しバトルあり膠着した人間関係に辟易する。定刻を20分ほど過ぎて退社して銀座へ徒歩移動。シネスイッチではジェット・リーの新作がかかっていた。7時過ぎ開始の最終回は単身の上品な勤め人風男女20名程度の入りでつまりガラガラ。ハンデキャップを持つ息子と難病で余命いくばくもない父親のお話。お涙ちょうだいモノになりがちな題材ではあるが、シナリオも書いた女流監督の繊細な演出と役者陣の抑制の効いた芝居が静かに胸に響く。柔らかい自然光や邪魔にならないサウンドトラックに感心したが、撮影・音楽のクレジットをみればさもありなん。主演男優の力演は特筆に値するが、『藍色夏恋』が鮮烈だったグイ・ルンメイに10年振りで再会できたのは嬉しかった。彼女と雑貨屋の女主人はこの作品に奥行きを与えていた。終映後、余韻を楽しみ銀座の裏道を逍遥して帰路に就く。
曇天続きやや涼しい。天候不順なのだろう。猛暑の復活はありや。奉公先では月次処理で終日集計業務に追われる。夕方少しバトルあり膠着した人間関係に辟易する。定刻を20分ほど過ぎて退社して銀座へ徒歩移動。シネスイッチではジェット・リーの新作がかかっていた。7時過ぎ開始の最終回は単身の上品な勤め人風男女20名程度の入りでつまりガラガラ。ハンデキャップを持つ息子と難病で余命いくばくもない父親のお話。お涙ちょうだいモノになりがちな題材ではあるが、シナリオも書いた女流監督の繊細な演出と役者陣の抑制の効いた芝居が静かに胸に響く。柔らかい自然光や邪魔にならないサウンドトラックに感心したが、撮影・音楽のクレジットをみればさもありなん。主演男優の力演は特筆に値するが、『藍色夏恋』が鮮烈だったグイ・ルンメイに10年振りで再会できたのは嬉しかった。彼女と雑貨屋の女主人はこの作品に奥行きを与えていた。終映後、余韻を楽しみ銀座の裏道を逍遥して帰路に就く。