8/29(月)晴れ
晴天の週明け。業務もチンタラやってひねもすのたりのたりかな。定刻退社して有楽町へ。ヒューマントラストではロマン・ポランスキーの新作がかかっている。都内2館の上映とは巨匠に失礼な興行ではないか。邦家の文化度が知れる。但し中高年の単身者中心に毎回満員御礼の様子。もっと大きなスクリーンで見直したい。どこぞのシネコンで上映頂けぬものか。筋立ては一応推理仕立ての国際スリラーであるが、りドルストーリーとしての完成度はどうでも良い。監督・役者の氏素性、来し方、人品骨柄などは作品鑑賞とって本来は知らぬが良いが、挫折と栄達、絶望と成功をジェット・コースターのように繰り返した数奇な運命を背負った映像作家の作品に接するたびに靴に小石が入った時のような形容し難い不快感を覚える。不安定な緊張感と云っても良い。本作も独特のフレームワークや絶妙のキャスティングなど、老いてなお熟練の演出。全く退屈しなかった。余韻を楽しんで地下鉄で早目の帰宅。
晴天の週明け。業務もチンタラやってひねもすのたりのたりかな。定刻退社して有楽町へ。ヒューマントラストではロマン・ポランスキーの新作がかかっている。都内2館の上映とは巨匠に失礼な興行ではないか。邦家の文化度が知れる。但し中高年の単身者中心に毎回満員御礼の様子。もっと大きなスクリーンで見直したい。どこぞのシネコンで上映頂けぬものか。筋立ては一応推理仕立ての国際スリラーであるが、りドルストーリーとしての完成度はどうでも良い。監督・役者の氏素性、来し方、人品骨柄などは作品鑑賞とって本来は知らぬが良いが、挫折と栄達、絶望と成功をジェット・コースターのように繰り返した数奇な運命を背負った映像作家の作品に接するたびに靴に小石が入った時のような形容し難い不快感を覚える。不安定な緊張感と云っても良い。本作も独特のフレームワークや絶妙のキャスティングなど、老いてなお熟練の演出。全く退屈しなかった。余韻を楽しんで地下鉄で早目の帰宅。