Il film del sogno

現実逃避の夢日記

ラビット・ホール

2011-11-11 05:49:00 | 日記
11/10(木)曇り
同僚4名で東京の西の外れにある外科病院へ現地立会に行く。都心からレンタカーで1時間半。緑の多い田園風景。実査は30分で終了。道の駅でコーヒーと酒饅頭。帰路は運転手を務める。ハイブリッド車の運行なめらか也。定刻で退社して日比谷へ徒歩移動。シャンテ・シネでニッコール・キッドマン製作・主演の新作を鑑賞。公開1週間、都内2館の上映にも拘らず場内ガラガラ。作品の質と動員が比例しない好例。原作はピューリッツァー賞受賞の戯曲だそうな。役者の技量が存分に堪能できる深淵なる人間ドラマである。幼い我が子を喪った夫婦の葛藤と再生のお話。演出はあくまで正攻法。しかし語り口やカット割は見事に映画的である。肉親らとの愛憎を描いてリアルで容赦ない。設定の似ている≪愛に翼を≫を思い出した。あれもジンワリくる佳作でありました。しかしキッドマンは麗しい。静かな余韻に浸って日比谷公園を散策して帰路に就く。
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