11/2(水)晴れ
気持ちの良い晴天。業務もサクサク進捗。職場のボスより契約期間の相談。調整の為に何人かに確認の℡。微妙なスタンスが難しい。定刻退社して新宿へ。武蔵野館でインディー系の米国映画を鑑賞。スター不在、低予算、暗いテーマの女流監督の作品。アメリカ・ミズーリー州にはスコットランド系移民を先祖に持ち、昔ながらの狩猟や牧畜などをして貧しく細々と生計を立てる<ヒルビリー>と呼ばれる(やや蔑称)人々がいるそうな。この土着環境を予備知識として理解しないと少し辛いか。この閉鎖的な地域で奮闘する青少女の物語。17歳という設定が微妙で泣かせる。少女でもなし大人でもなし。行方不明の父親を探す彼女には一族の秘密や悪意が立ちはだかるのである。オスカーノミネートに偽りなし。ひたひたと迫る黒い気配や緊密なテンションは観る者を呪縛するが如し。艱難辛苦あろうとも生きて行かねばならぬのは誰も同じ。終映は20時台。どこぞで梯子鑑賞とも思ったが澱んだ気分が帰宅の途に向かわせる。
気持ちの良い晴天。業務もサクサク進捗。職場のボスより契約期間の相談。調整の為に何人かに確認の℡。微妙なスタンスが難しい。定刻退社して新宿へ。武蔵野館でインディー系の米国映画を鑑賞。スター不在、低予算、暗いテーマの女流監督の作品。アメリカ・ミズーリー州にはスコットランド系移民を先祖に持ち、昔ながらの狩猟や牧畜などをして貧しく細々と生計を立てる<ヒルビリー>と呼ばれる(やや蔑称)人々がいるそうな。この土着環境を予備知識として理解しないと少し辛いか。この閉鎖的な地域で奮闘する青少女の物語。17歳という設定が微妙で泣かせる。少女でもなし大人でもなし。行方不明の父親を探す彼女には一族の秘密や悪意が立ちはだかるのである。オスカーノミネートに偽りなし。ひたひたと迫る黒い気配や緊密なテンションは観る者を呪縛するが如し。艱難辛苦あろうとも生きて行かねばならぬのは誰も同じ。終映は20時台。どこぞで梯子鑑賞とも思ったが澱んだ気分が帰宅の途に向かわせる。