Il film del sogno

現実逃避の夢日記

北の桜守/ちはやふる ー結びー

2018-03-18 03:24:24 | 映画

3/17(土)晴れ時々曇り
朝夕ぐっと冷え込む。8時起床、9時には整形外科で膝痛の診察を受ける。幸い歩行には問題ないレベルまで回復。帰宅して愛犬と散歩、駅前のブックオフにて書籍購入、サテンで一服。ジムで水中歩行とサウナ。夕刻、再度愛犬と散歩。ブリの照り焼きの夕食を摂って夜は近所のシネコンで本日封切の邦画を梯子鑑賞。日本映画界のサンクチュアリ・吉永小百合120本目の主演作。大河ドラマの強引な設定や展開は総て小百合さまの為だけにある。浮世離れしているうえに時折舞台場面(劇中劇)まで挿入して異化効果も徹底している。九十九髪を三つ編みにして永遠の聖少女でありましょう。続いては大ヒットした青春モノの完結編。前2作同様メンバー個々のキャラを際立たせ、友情と信頼、淡い恋心、ライバル対決、師弟関係と波状的に素材をひろげて、ラストの試合に全てを収斂させてゆく。シナリオはクスグリや小道具も按配して良く出来ている。青春映画の金字塔という宣伝文句は誇張ではない。設定と展開は全てがセオリーでありベタである。ただ常道の何処が悪い、と開き直りともとれる勢いがこの作品にはある。勝ち負けも大事だが、それよりも大切なことは幾らもある。揺れるティーンエイジャーたちのひたむきさに泣かされました。すずちゃんは同世代の女優たちから頭ふたつ位抜けておりますな。群像劇であり優れた成長譚でもある。

コメント
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