Il film del sogno

現実逃避の夢日記

ヴァレリアン 千の惑星の救世主

2018-03-30 23:52:08 | 映画
3/28(水)晴れ
今朝も通勤花見。昼に老舗のハンバーグ定食。情報発信の課題をやっつける。定刻退社してグランドオープン前日の日比谷ミッドタウンに潜入して公開前の欧州映画を鑑賞。TOHO日比谷のオープン前特別興行。IMAX3Dゆえに3割方気分高揚。客席は6割程度の入りと空席も目立ち少々意外。著名な原作あるそうだが未読。137分の尺がまず長い。メインストーリーは実にシンプルなのだが、寄り道が冗長でキャラも雑然としている。但し大作である。セット・衣装・小道具・クリーチャーの造詣は、いかにも欧州らしくお洒落で、ハリウッドのSF大作とは一線を画す出来。しかし、ベッソン作品はそうしたセンスをひけらかすような臭気がありますな。繰り返し語られ描かれる壮大な未来図。紛争あり、陰謀あり、宝の争奪あり、スペクタクルあり、ロマンスあり。S/Wやアバターなど、我々は先達の偉大な諸作を見過ぎているのかもしれない。最大の見せ場のひとつイアーナの七変化さえも既視感あり。ビジュアル重視と割り切れば料金分は楽しめる。
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ボス・べイビー

2018-03-30 23:29:59 | 映画
3/27(火)晴れ
一夜明けて獣医へ行った愛犬は結局何かのストレスだったようで大事に至らず一安心。昼に七輪での焼肉。千円也。定時退社してTOHO新宿にて米国制作のアニメを鑑賞。若年層のカップル・グループで4割弱の入り。親子連れなどは皆無。字幕版。ドリームワークスのアニメはディズニーと対極のコンセプトにあると思ふ。ディズニーは親子そろってのファンが珍しくないが、本作のような癖のある絵柄とキャラは、あまり我が子と一緒に観に行こうとは思わないだろう。ノリは良くキャラも明解。ほど良く毒気もあり、つむじ曲がりの吾としては要所でニンマリ。ヒネタ子供目線(?)で見るのが正解なのかも。大人になってからの童心と、子供のような感性とは実は相容れない別物なのだろう。
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彼の見つめる先に

2018-03-30 23:25:44 | 映画
3/26(月)晴れ
櫻ウィーク。早目に起床して沿道の桜並木を眺めて通勤。今週いっぱいは目の保養ができそうである。奉公先も期末の最終週で周囲は慌しい。昼にワンコインの弁当。定刻退社して新宿シネカリテにて南米ブラジル映画を鑑賞。場内若年層の単身・アベックなどで20名程度と閑散。どこの国にもいる平凡な高校生の日常。但し主人公には軽くないハンデキャップがあり、更にはマイノリティな性癖もある。その障害や葛藤を力みなくサラリと描いたところに一番感心した。幼馴染の女友達と美男子転校生との緩い三角関係はドロドロしたところもなく、これはお国柄もあるかもしれない。
主人公はてっきり全盲の素人さんだと思っていたらプロの役者だそうな。左利きは多数派ではないが珍しくもない。また世の中、速く走れる奴ばかりではないだろう。つまり非健常も少数嗜好も単なる個性だとこの映画は教えてくれる。帰宅すると留守番をしていた愛犬の様子がおかしい。散歩もねだらずソファーで震えている。居間で添い寝をして夜明けを迎える。
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