Il film del sogno

現実逃避の夢日記

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア

2018-03-09 23:12:23 | 映画

3/7(水)晴れ時々曇り
日記は毎日書かないと天気や昼食に何を食べたかも忘れる。サクサクと仕事をやっつけて定刻退社して新宿で途中下車。シネマカリテにて英国映画を鑑賞。全国10館に満たない興行規模だが場内サービスデーと云うこともあり若年層女性優勢で満員御礼。このギリシャ人監督の作品は好評だった«ロブスター»は見逃して過去作にも接してないのでファーストコンタクト。いやはや世界にはまだまだ未知なる世界観を持った映像作家がいるのですな。特異なカメラアングル・構図・サウンドトラックなど視覚・聴覚でじわじわと不快感を煽り、受け手の余白を埋める良からぬ想像力が一体となってサスペンティックな体験でありました。皆々眼つきが怪しく言動も不可解。不気味な闖入者ものとして実に良く出来ている。ニコール・キッドマンはこうしたアート系欧州映画が良く似合う。その裸体は泰西名画の如き神々しさがある。見惚れますな。後味の悪さも一級品。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする