Il film del sogno

現実逃避の夢日記

ひらいて

2021-10-23 21:00:32 | 映画
10/23(土)晴れ
昨日から一転の秋晴れ。7:00起床。散歩、ファミレスで朝食、シネコンで映画と云う午前中のスケジュール。9:30上映の邦画は昨日から公開。上映後オンラインで舞台挨拶付き。若年層の婦女子中心に2割程度の入りとチト寂しい。綿矢りさの原作小説は10年ほど前に読了。近年、大九明子監督が2本(勝手にふるえてろ、わたしをくいとめて)撮っているが、本作の監督・首藤凛も17歳で原作に惚れ込んで製作に至ったそうな。その溢れんばかりの原作愛がヒシヒシと感じられた。主人公(優秀な女子高生)には片思いの同級生がおり、彼には付き合っている地味な彼女がいる。ヒロインは、そのよくある三角関係から一歩踏み込んだ行動に出る。恋愛や友情を安易に語るなかれ。青春とは歪んだプリズムの如きもので屈折しながら暴走することがある。メインの3人(山田杏奈・作間龍斗・芋生悠)は本作出演が転機となるだろう。ベテランの板谷由夏・田中美佐子・萩原聖人がしっかり脇を固めていた。両手を、手紙を、折り鶴を、そして心を「ひらいて」愛を知る。ラストのセリフは監督のフィルモグラフィーを知っている人間ならニンマリとするはず。20代の女流監督が執念で仕上げた一作に賛辞を贈りたい。夕方からジムでエクセサイズとサウナ。体重1キロ減。夜は我が仔と3度目の散歩。

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