Il film del sogno

現実逃避の夢日記

アイム・ユア・マン  恋人はアンドロイド

2022-01-19 21:41:42 | 映画
1/19(水)晴れ
出勤日。6:00起床。7:30奉公先到着。午前中は発送業務と新人研修。とっぽい坊やが課題図書で挙げたのが「盲導犬クィールの一生」と「ぼくらの七日間戦争」だったのには参った。社会人になったらビジネス選書くらい読め。昼食に讃岐うどん。野菜の天婦羅付き。お代はワンコイン。15:50定刻退社。帰路、新宿で途中下車。ピカデリーで16:20上映開始のドイツ映画を鑑賞。観客はインテリ風若年層中心に30名前後と閑散。主演女優マレン・エッゲルトがベルリン映画祭で性別を問わない主演俳優賞を受賞している。テーマは、アンドロイドは、人間の伴侶になり得るのか? 近未来モノのジャンルとしてロボット(アンドロイド・AIなど)が描かれた作品は多いが、我がベストは前世紀末にアイザック・アシモフの原作をクリス・コロンバスが監督した≪アンドリューNDR114≫。名優ロビン・ウィリアムズの好演が光るしっとりしたドラマでありました。本作も派手なCGやSFXなどなく、欧州映画の落ち着いた色調と主人公の迷いや葛藤にフォーカスしていた。英国の2枚目俳優ダン・スティーヴンスの熱演に刮目。生身の女性との同衾シーンもあるが少しもエロくない。
無機質なアンドロイドを触媒として、≪愛≫という摩訶不思議な感情、つまり人間そのものの存在が問われているのだ。敢えてぼかしたラストに生身の人間の揺れが感じられて意味深長。19:30帰宅。我が仔と長い夜の散歩に出る。
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