Il film del sogno

現実逃避の夢日記

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊

2022-01-29 21:04:13 | 映画
1/29(土)晴れ
8:45起床。ゆっくり我が仔との散歩を済ましてファミレスで遅い朝食と新聞精読。隣接するシネコンでウェス・アンダーソンの新作(記念すべき長編10作目)を鑑賞。12:10上映開始の回には若年層中心に8割の入り。(ただしコロナシフトで定員半分)この才人監督ほど独特の世界観を持ったフィルムメーカーはおるまい。フランスの架空の街にある雑誌(ニューヨーカーあたりがモデル?)が特集する3話のオムニバス。2時間弱に凄まじい情報量。ビッグネームの曲者役者たちがドタバタと繰り広げる毒の効いたファンタジー。作り込まれた構図・ディテール・隠喩・ダジャレの凝り性は相変わらず。衣装・インテリア・小道具・果てはアニメーションまで、その絶妙なアートスタイルがノスタルジックかつポップで楽しい。ストーリーなど二の次である。レア・セドゥの全裸を拝めただけでも木戸銭の元は取った。これは映画と云う媒体でしか表現できない実に遊び心に満ちた快作。一旦帰宅して我が仔と2度目の散歩。夕方はジムで汗を流す。体重先週比1㌔増(目標まで1.5㌔)、血圧上108下81。
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