Il film del sogno

現実逃避の夢日記

余命10年

2022-03-05 20:27:34 | 映画
3/5(土)晴れ
8:30起床。散歩、ファミレスで朝食と新聞精読、近所のシネコンで映画鑑賞という週末のルーティン。10:30上映開始の邦画には若年層のカップル中心に7割超えの入り。ベストセラーの原作小説あるようだが未読。類似の多い≪難病モノ≫ではあるが、久し振りに1.スジ(シナリオ)2.ヌケ(撮影)3.ドウサ(役者)の三拍子が見事に融合して昇華した作品を観た。それを差配した監督・藤井道人の手腕は円熟の境地にある。小松菜奈と坂口健太郎は無論のこと、脇役陣も適材適所。映画館の大スクリーンを意識した画面構成とサウンドトラックも素晴らしい。お涙頂戴の悲恋だけではなく、家族愛や生きること、支え合うことの意味も掘り下げて、その内容は深い。四季を捉えた柔らかい風景やヒロインが夢想する幸福な日常描写に泣かされた。これは万人にお勧めできる佳作だと思ふ。帰宅して、うららかな日差しを浴びて我が仔と散歩。

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陰陽師 生成り姫

2022-03-05 00:06:17 | 演劇
3/4(金)晴れ
休暇取得。8:30起床。散歩、朝食、弁当作り。10:30自宅を出て地下鉄を乗り継いで東新橋へ。12:00新橋演舞場前で帯同者と待ち合わせ。恩人が出演している松竹制作の芝居を鑑賞。場内はジャニーズ・宝塚ファンが入り乱れてあらゆる階層の婦女子が9割以上を占め満席の大盛況。漫画・映画・TV・舞台で繰り返し取り上げられている≪安倍晴明≫モノである。夢枕獏の原作小説は既読。台本はマキノノゾミ、演出は小劇団出身の鈴木裕美。2回の休憩を挟んだ3時間半近い大作。木戸銭12,500円也。晴明と源博雅との友情、ライバル蘆屋道満との対比、鬼となる没落貴族の娘・徳子の悲劇・・・。ストーリーはシンプルで、美術・照明のビジュアルも良し。花のある役者と訓練された舞踏、更にはケレンたっぷりの大仕掛け(スペクタクル)に感心。現代的なスーパー歌舞伎と云っても良いだろう。大満足でカーテンコールの拍手をした。17:00井の頭線・浜田山駅近くの和食レストランで恩人を囲んでの劇評会。制作秘話や裏話で大いに盛り上がる。21:00帰宅。我が仔と夜道を長い散歩。

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