THE BATMAN－ザ・バットマンー

3/11（金）晴れ
8：00起床。暖かくなって起床も楽。散歩、朝食、仕事（雑務）。午後はネットミーティングあり。昼食に特製サンド。ローストチキンの切り落としを挟む。夕方、チャリでシネコンまで。17：20上映開始の洋画を鑑賞。本日初日であるが観客は15名と閑散。史上有数のヒーロー・アイコンの最新作としてはチト寂しいか。歴代実写版で最も陰湿なブルース・ウェインをロバート・パティンソンが演じており、それがハマっておりました。もともと能天気なキャラクターの多いマーベル・コミックスと違ってDCはダークな世界観ではあるが、これは万人受けしないだろう。執事、警部補、ペンギン、リドラー、キャット・ウーマンなど、お馴染みのキャラクターはそろい踏みで各々見せ場もあり。まるで歌舞伎だな。人々の復讐と怨念の連鎖が腐敗の魔都・ゴッサムシティで繰り広げられる厭世的なクライム作品。しかしテンプレート（骨格）は、正統派のハードボイルド（探偵モノ）である。その原点回帰に一番感心した。3時間近い長尺だが、要所にド派手なアクションやキレの良いカット割りがスパイスとなってテンションが切れることはなかった。監督・脚本のマット・リーヴスはなかなかの才人である。帰宅して我が仔と三度目の散歩。