Il film del sogno

現実逃避の夢日記

もう終わりにしよう。

2022-03-30 20:38:05 | 映画
3/30(水)晴れ時々曇り
気温の上がり下がりで着るモノに気を使う。8:00起床。我が仔と散歩の後、午前中はファミレスで朝食がてらお仕事。周囲を見廻せば単身の男女が我と同様にパソコンとスマホで仕事をしている。午後も散歩でスタート。桜の咲く広場には飲食禁止と張り紙あるが、多くの家族連れがシートを敷き弁当拡げて花見の真っ最中。夕刻、駅前の定食屋で早めの夕食。夜はネットフリックスで独占配信の洋画を視聴。2020年製作、監督・脚本は異才チャーリー・カウフマン。『マルコヴィッチの穴』や『エターナル・サンシャイン』の作者ゆえ一筋縄ではいかない。原作小説あるようだが未読。前半はヒロインが語り部(主体)となるが、彼氏の実家での異体験から、後半(母校訪問)からは怒涛のイリュージョン。つまり、これは冴えない老用務員の希望と妄想の脳内映像である。散りばめられた細かな破片のような伏線が不気味である。悲しく儚い男の一生と云ってしまえば身も蓋もないが、ミュージカル『オクラホマ!』の引用が美しい。主要4人(ジェシー・プレモンス、ジェシー・バックリー 、トニ・コレット、デヴィッド・シューリス)のアンサンブルが素晴らしい。玄人受けする渋い一本。

コメント
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