6/5(日)晴れのち曇り一時にわか雨
8:00起床。我が仔と散歩、午前中は昨日と全く同じルーティン。シネコンでの演目はポランスキーの新作。(と云っても2019年製作)1880年代にユダヤ系フランス人の軍人がスパイ疑惑で投獄された「ドレフュス事件」の映画化。原題は文豪エミール・ゾラが新聞に投書した≪J'accuse... !(私は弾劾する)≫。大昔に関連書籍を読んでいたので史実に忠実な映像化であることは解った。ポランスキー監督自身もユダヤ系ポーランド人でパリの生まれ。17歳で両親とナチの強制収容所へ(そこで母親は死亡)。俳優業を経て、監督デビュー作『水の中のナイフ』で注目され『ローズマリーの赤ちゃん』でハリウッド進出。以降、話題作・ヒット作を製作しつつも女優だった妻・シャロン・テートの惨殺、自身の少女レイプ容疑で海外に逃避するなど、その私生活もスキャンダラスである。監督や役者の氏素性、人種性癖、人品骨柄などは作品鑑賞のうえでどうでもいい事だが、挫折と栄達、絶望と成功をジェット・コースターのように繰り返したエキセントリックな映像作家(88歳!!)の諸作には大いに興味が湧く。本作は淡々とした造りではあるが、150年経っても人種差別や国家ぐるみの隠蔽などは変わらぬと云うことか。それにしてもフランスではあの時代にまだ≪決闘≫が認められていたのですな。一旦帰宅して洗車・我が仔と散歩などを済ませる。週明けから梅雨入りでないか。妙に蒸し暑い。
8:00起床。我が仔と散歩、午前中は昨日と全く同じルーティン。シネコンでの演目はポランスキーの新作。(と云っても2019年製作)1880年代にユダヤ系フランス人の軍人がスパイ疑惑で投獄された「ドレフュス事件」の映画化。原題は文豪エミール・ゾラが新聞に投書した≪J'accuse... !(私は弾劾する)≫。大昔に関連書籍を読んでいたので史実に忠実な映像化であることは解った。ポランスキー監督自身もユダヤ系ポーランド人でパリの生まれ。17歳で両親とナチの強制収容所へ(そこで母親は死亡)。俳優業を経て、監督デビュー作『水の中のナイフ』で注目され『ローズマリーの赤ちゃん』でハリウッド進出。以降、話題作・ヒット作を製作しつつも女優だった妻・シャロン・テートの惨殺、自身の少女レイプ容疑で海外に逃避するなど、その私生活もスキャンダラスである。監督や役者の氏素性、人種性癖、人品骨柄などは作品鑑賞のうえでどうでもいい事だが、挫折と栄達、絶望と成功をジェット・コースターのように繰り返したエキセントリックな映像作家(88歳!!)の諸作には大いに興味が湧く。本作は淡々とした造りではあるが、150年経っても人種差別や国家ぐるみの隠蔽などは変わらぬと云うことか。それにしてもフランスではあの時代にまだ≪決闘≫が認められていたのですな。一旦帰宅して洗車・我が仔と散歩などを済ませる。週明けから梅雨入りでないか。妙に蒸し暑い。