Il film del sogno

現実逃避の夢日記

新しい家族

2011-08-16 00:28:00 | 日記
8/15(月)晴れ
早朝から覚醒するも朝食後少し昼寝をする。午後にはジムで遠泳、カフェで長い読書。一族で夕餉を外食する。リーズナブルなフレンチで久々に団欒を体験する。
先月10年以上生きていた愛犬が亡くなった。主人である義父の悲しみやいかばかりか。もう面倒を見切れないから、とは言ってもこれまで4頭も飼い続けて犬のいない生活など想像できぬだろう。同居の娘とペットショップへ出向き、案の定、可愛い仔犬と運命的な出会いがあったそうな。即日持ち帰り、居間のゲージで生後50日の坊主は腹を出して眠っている。トイプードルとペキニーズとの混血。大きな瞳と栗色の毛並み、短い四肢と元気に振られる尻尾が愛らしい。切ない声で鳴くのだが家族全員始めが肝心と心を鬼にして無関心を装っている。しばらくはその一挙手一投足に目が離せない。
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墓参り

2011-08-15 12:24:00 | 日記
8/14(日)晴れ
2時間程度の深夜のうたた寝で朝まで雑用して7時前に家を出る。大宮の弟宅で車をスイッチ。東北道、圏央道を経由して関越で新潟を目指す。11時過ぎに菩提樹到着。群馬の弟が一家で先に到着合流。一昨日末弟が来て清掃怠りなく磨かれた墓石には献花と甘納豆と清酒のお供え。形ばかり四周を磨いて焼香・黙祷。12時過ぎには寺を後にして駅前の毎度の飲食店で昼食・懇親。終わってインター近くの巨大ショッピングセンターでこれも毎度の買い物をする。地元に金を落とせ、は我が亡父の遺言なり。1時間ほど衣料・食材・土産物を選んで帰路に就く。断続的に渋滞し帰宅には5時間を要した。今年も盆に父母の墓参りが無事済んで一安心。
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ツリー・オブ・ライフ

2011-08-14 04:06:00 | 日記
8/13(土)晴れ
久々の日焼けと筋肉痛に難儀をする。9時起床。近所のシネコンへネット予約をして10時半開始の洋画を鑑賞。観客は高齢単身者多く3割程度の入り。演目は6年振りとなる寡作家テレンス・マリックの新作。主演にビッグ・ネームを据えても配給会社は宣伝に困っただろう。圧倒的な映像美・難解な哲学的内容・壮大な宗教的テーマ、あたりが世評の常套句だと思ふ。実際、エンターテイメントを期待すると辛い2時間半であろう。だがしかし、これは一篇の詩だと思えば退屈はしない。映画でしか成し得ないテーマと語り口でありました。カフェで読書をして早目の帰宅。納戸の整理と掃除をして夕餉を孤食。夜はジムで2キロの遠泳。
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九十九里のビーチバレー

2011-08-13 08:23:00 | 日記
8/12(金)晴れ
2時間ほどの睡眠で5時半起床。6時前にお迎えの車が来る。中野経由、首都高・東関道で千葉へ行く。例年恒例となった夏場の催しであるが、この猛暑の中皆々酔狂である。9時現地到着。タープとネットを張り、競技開始。灼熱の太陽は容赦なく砂を焼き、普段運動不足の我らの足を縺れさせる。守備半径は1メートル。跳躍は五寸程度である。ボール廻しに汗だくの後には海中でクールダウン。バーベキューやカキ氷を振舞い午後3時撤収。近所の民宿で入浴して帰路に就く。自然渋滞の高速をおりて辰巳から一般道。都心を抜けて1時間半で自宅到着。腿下の日焼けと関節が痛い。流石に少し疲れた。
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リード・マイ・リップス

2011-08-12 02:42:00 | 日記
8/11(木)晴れ
何時まで続く猛暑列島。連日、熱中症で何百人が搬送されたとニュースは伝える。夏季連休初日。自宅の改修工事も本日で終了。最後はカーポートの屋根の張り替え。軽トラックで茶髪のあんちゃん独りがやって来て朝からトンカン作業を進め午後2時引き渡し。炎天下ご苦労様でした。祝福するが如し夕立あり。日中は居間でゴロゴロしてTVをつけると入っていたDVDが自動再生された。おフランス映画のようである。映画は映画館でしか観ない主義ではあるがたまには良かろう。ヒロインのハンデキャップを上手く撮り込んで上質なノワール&恋愛映画になっておりました。大人ですねぇ欧州映画。登場人物たちの屈折が良いじゃありませんか。ラブシーンなどなくても官能は描ける。夕食後はジムで遠泳とサウナ。故あって深夜に大量のサンドイッチを作る。
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ヒマラヤ 運命の山

2011-08-11 04:19:00 | 日記
8/10(水)晴れ
全国くまなく夏日を観測して熱中症で担ぎ込まれる人々が800人を超えたそうな。猛暑列島ですな。奉公先を定時で退社して池袋のシネ・リーブルで山岳実録映画を鑑賞。8千メートルを超える高峰の遠景を観ているだけで涼しくなる。お話は実在するアルピニストの冒険譚。この手のものでは昨年、【アイガー北壁】という佳作があった。こちらも独逸映画なのだが主人公はイタリア人でドイツ語を話しているのに終始違和感あり。手堅い山岳映画だと思うが、CG慣れしている観客には少しおとなしい内容かもしれない。あれだけの危険を冒して人は何故山に登るのだろう。選ばれし者にその問いは不毛だ。そこに頂きがあり未知なる絶景がある。それだけだろう。池袋から自宅まで熱気を帯びた夜道を徒歩で帰宅する。
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大車輪まであと一歩

2011-08-10 01:23:00 | 日記
8/9(火)晴れ
酷暑続く。日常業務は緩やかに流れのんびり入力の算段をする。昼過ぎに悪友から遊戯のお誘い。いそいそと新宿の毎度のお店。凹んで浮いて第三試合にあわや役満という大物手を積って波に乗る。上がりが薬でモヤモヤ解消。結果も快勝でいうことなし。早目の帰宅で足取り軽し。自宅の改築もほぼ終了。後は残金の清算だけである。生命保険会社に満期祝い金の請求を出す。やれやれ。
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スーパー!

2011-08-09 01:55:00 | 日記
8/8(月)晴れ
猛暑続く。日常業務は閑散期。定刻退社して新宿へ。愛すべき武蔵野館で米国のおバカ映画を鑑賞。単身のおっちゃんが多く少し意外。予告編を観る限り【キック・アス】のヒットに便乗した2匹目のドジョウだと思ったが、まずは豪華配役に吃驚。皆々華々しいキャリアがあるのにこのようなスプラッター脱力コメディに出て見上げたモノです。ひょっとするとこれはアメリカン・コミックを表層的には茶化しているが、主人公の皮肉な愛妻物語と観るのが正解かもしれない。少し宗教がかっているところもあるが、登場人物誰一人にも感情移入できず、応接に困る怪作である。贔屓のエレン・ペイジのすっ飛んだ演技に星献上。終映後はジムで遠泳。定刻帰宅。
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追加工事にご用心

2011-08-08 02:22:00 | 日記
8/7(日)晴れ
連日暑い。明け方就寝して6時台には工務店の現場監督の電話で起こされる。最終調整に入って不測の費用負担の相談。見積時の積算の甘さを指摘して交渉は有利に進むが後味悪し。昼にジムで遠泳。体重増加。理由は単純でインプットを押さえるしかないだろう。あとは終日自宅の居間でダラダラして全くもってケシカラン休日であった。夜も持ち帰った仕事を少しする。TVで数年前の聖林の大作を観たがこれは映画館で未見の作品。不評で打ち切りが早かったのではなかったか。さもありなん。
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姉の一周忌

2011-08-07 05:04:00 | 日記
8/6(土)晴れ時々曇り
居間で明け方を迎え、簡単な朝食を摂る。自宅の改築も終盤を迎えて足場のあるうちにと屋根に上り四周を見渡す。絶景なり。身支度を整え地下鉄で江戸川橋へ。駅より徒歩5分のお寺に亡き姉の墓がある。正午、親族が参集し読経が始まる。終わって曙橋までタクシーで移動。イタリア料理屋の個室で精進落としの会食。義兄が製作した私家版アルバムをスライドで観る。若き両親、幼き兄弟姉妹に見入って歓談する。宴果てて半数の兄弟たちと幼少時より通っている荻窪のラーメン屋へ行く。定番の麺類を啜り、ここでも亡き姉の想い出話に花が咲く。姉と姪とでお隣、阿佐ヶ谷の七夕祭りの雑踏を抜けて自然解散。徒歩とバスで自宅に着いたのが21時。長く暑い一日でありました。
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人生、ここにあり!/復讐捜査線

2011-08-07 04:43:00 | 日記
8/5(金)晴れ時々曇り
蒸し暑い。午前中に2か所の役所を廻り、午後には早退して銀座へ出る。シネスイッチでイタリア映画を鑑賞。都内単館、女性のサービスデーということもあり結構な混みようである。かの国では精神病院の全廃を進める法律が施行され、本作はその病院にいた患者たちの自立を描いている。【カッコ―の巣の上で】や【17歳のカルテ】など精神病院を舞台にした映画は色々あるが、本作は難しい題材を扱っても、絶妙なユーモアを隠し味にして、ハンデキャップを背負った者達の労働の意義や性の問題など重要なメッセージを含んだ佳作である。弱者を描いてキレイごとばかりにせず、彼らの逞しさや純粋な恋愛の描写など清々しいシーンも多い。ラスト近くの悲劇では現実の厳しさをも捉えて問題提起にも抜かりなし。続けて丸の内ルーブルでメル・ギブソンの主演作を梯子鑑賞。最終回、場内ガランガラン。ジャンルで云えばポリティカル・スリラーなのだろうが、わらわらと人が死んでゆくアクション・シーンなどエグいシーンも少なくない。TVドラマの短縮版らしいが、そのお話の骨格は、良くある軍需企業や悪徳政治家、それを追いかけるはみ出し刑事という構図。ダイジェストが効きすぎて唐突感がないではないが、まぁスターを観に行く作品ですね。愛娘を目の前で惨殺され復讐に燃える父親の狂気をギブソンは渋く演じておりました。帰路にジムへ寄り1週間ぶりにプールでエクセサイズ。帰宅して居間で爆睡。何時の間にやら夜明けである。
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チョンボ大将

2011-08-05 01:53:00 | 日記
8/4(木)晴れ時々曇り一時雨
久々に太陽を観た気がする。居間のソファーでうたた寝する日が続く。平均睡眠時間は3時間程度か。弱年の頃は幾らでも眠れたのに。滅多にないことであるが夢をみた。それも飛びきり後味の悪い悪夢を。日常業務は水平飛行。夕刻、ボスが現る。3回目の面接である。世間話をして核心に触れず結局昔話や世間話をして帰って行った。夜は新宿にて定例会。しょっぱなから大物手に放銃して泥沼のような初回、弐順。信じられない不注意で自ら墓穴を掘って埋る。後半やや持ち直して早目に帰宅。どうにも釈然とせぬ壱日。
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イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ

2011-08-04 03:51:00 | 日記
8/3(水)曇り時々雨一時豪雨
・・・という何とも不順な空模様。月末業務も一段落してまた平穏な日常が戻る。午後に恒例となった引き継ぎ打ち合わせ。今月も退職者が出る模様。夜は通勤経路の渋谷で下車してシネマライズへ向う。その筋では有名だそうな英国の覆面グラフィティ・アーティストが初監督したドキュメンタリーを鑑賞。アート系の専門学校へ通う学生風やお洒落なOLグループが観客の過半を占める。その内容は自身を語るゲージュツ家の余興かと思いきやオスカーの長編ドキュメンタリー部門にもノミネートされた佳作である。皮肉とユーモアに満ちた怪作と言っても良い。良質なドキュメンタリーほど巧妙な演出が施され、荒唐無稽なファンタジーほど細部のリアリティが重要となる。街角のバケツがオブジェとなり大量の模造品が意味をなす。人を喰ったフェイク・ドキュメンタリーの変種として大いに笑ったが、そうしたしたり顔の観客をも冷笑する意図があるのなら製作サイドの方が一枚上手である。あらゆる芸術は毒を含む。なかなか痺れる1本でありました。
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海洋天堂

2011-08-03 05:21:00 | 日記
8/2(火)曇り
曇天続きやや涼しい。天候不順なのだろう。猛暑の復活はありや。奉公先では月次処理で終日集計業務に追われる。夕方少しバトルあり膠着した人間関係に辟易する。定刻を20分ほど過ぎて退社して銀座へ徒歩移動。シネスイッチではジェット・リーの新作がかかっていた。7時過ぎ開始の最終回は単身の上品な勤め人風男女20名程度の入りでつまりガラガラ。ハンデキャップを持つ息子と難病で余命いくばくもない父親のお話。お涙ちょうだいモノになりがちな題材ではあるが、シナリオも書いた女流監督の繊細な演出と役者陣の抑制の効いた芝居が静かに胸に響く。柔らかい自然光や邪魔にならないサウンドトラックに感心したが、撮影・音楽のクレジットをみればさもありなん。主演男優の力演は特筆に値するが、『藍色夏恋』が鮮烈だったグイ・ルンメイに10年振りで再会できたのは嬉しかった。彼女と雑貨屋の女主人はこの作品に奥行きを与えていた。終映後、余韻を楽しみ銀座の裏道を逍遥して帰路に就く。
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今更ながら、さらばチェリー

2011-08-02 01:06:00 | 日記
8/1(月)曇り
月末に休んだ報いで多忙な一日。システムと〆切りに支配され端末で数値合わせの算段に一苦労。21時過ぎまで残業してキリの良いところで引き揚げる。帰宅すると日本たばこ産業より郵便物。30年来愛煙していた銘柄の製造中止を謝罪し、推奨銘柄としてセブンスターひと箱が同封されていた。どこぞのアンケートのデーターがあっての所業か。情報社会の凄さを垣間見る思い。さて定着しない肝心の銘柄。これを機に禁煙しようか、などと殊勝に思わないので思案中。アルコールとニコチンは人間に最小限必要な毒である。ニーチェの言葉だったと記憶する。至言である。
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