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インバウンド対策のポイントは迎合しないこと

2025年01月14日 05時27分52秒 | グローバルマーケティング・国際化

中小企業診断士の竹内幸次です。今日は神奈川県小田原市の中小企業のコンサルティングをします。

今日はインバウンド対策のポイントは迎合しないことについてです。

【インバウンド対策のポイントは迎合しないこと】作成 中小企業診断士 竹内幸次

訪日外国人を顧客にしようとする動きは大都市や観光地のみならず、今や地方都市やまったく観光地ではない全国地域にまで広がっている。本来は訪日外国人を頼らなくても十分に経済が回る日本にするべきだが、人口減少が続き経済力が低下している日本では訪日外国人に頼らざるを得ない。

インバウンド市場への対応法も様々だが、まず1つ押さえておきたいことは「迎合」のマネジメント。迎合とは「自分の考えを曲げてでも、他人の気に入るように調子を合わせること」。つまり自社や自店の方針を曲げて訪日外国人に合わせること。0か100かと極端な議論ではなく、自店の従来の魅力をどの程度維持し、どの程度を訪日外国人に合わせるかということ。

例えばホテルや旅館の朝食のメニュー。ご飯を左に置き、みそ汁を右に置き、焼き魚と海苔と卵や納豆。ごく一般的な日本の朝食のメニュー。このメニューにどの程度が訪日外国人向けに一部変えるのかを考えよう。

ちなみに、先日訪問した東京都台東区の「澤の屋旅館/http://www.sawanoya.com/nihonngho.html」では、朝食の一番人気は「おにぎり」であった。日本の米のおいしさ、多様な具、持ち運びできる携帯性、見た目の可愛らしさが人気を得ている。

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