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補助金の制度的弱点を克服する

2024年12月17日 05時16分38秒 | 中小企業の財務・資金

中小企業診断士の竹内幸次です。今日は久喜市商工会創業塾2024で中小企業講演「人材の有効活用、補助金・助成金活用方法~事業計画発表」、東京都国分寺市の中小企業のコンサルティングをします。

中小企業診断士 講演
▲埼玉県久喜での創業塾での講演です

今日は本日の講演に関連して補助金の制度的弱点を克服するについてです。

【補助金の制度的弱点を克服する】作成 中小企業診断士 竹内幸次

創業時は資金が少ない。だから返済が必要な融資よりも返済が必要ない補助金や助成金を希望する創業者は多い。これは普通の感情であろう。

しかし、補助金は制度的に使いづらい面もある。創業前はこの補助金のデメリット面に気付いていない人が多い。

例えばコロナ禍の給付金のように、申請さえすれば誰でももらえると誤解することもある。実際は厳しい審査がある。また、給付ではなく、補助なので、決してメイン金ではない。自身が資金を出すので国や自治体が補助するのである。

また、タイミング的にも、事業計画が採択されて、自身が資金支出した後に給付申請して補助されるので、事前に振り込まれるものではない。

さらに、事業計画採択前に支出した金額は補助の対象にならないし、申請した結果、採択されるのか、不採択になるのかにも数か月も掛かる。この間にビジネスチャンスを逃すこともある。

また、申請手続きがとても多く、補助金事務作業が多いために補助金をもらうことを辞退する中小企業もある。

上記の制度的な特徴を理解して補助金活用を検討するとよい。

スプラムでは中小企業に即した現実的な経営助言を行っています。講演、コンサルティング等の問合せからご連絡ください。

2025年1月18日に中小企業講演「ビジネスに活かす生成AI」を東京洋装協同組合で行います。

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経営コンサルタント 中小企業診断士 株式会社スプラム代表取締役 竹内幸次 https://www.spram.jp
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