おはようございます。中小企業診断士の竹内幸次です。今日は経済情報源についてです。
IMF(国際通貨基金)は「世界経済見通し:第3, 4章の要旨」を2012年9月27日に公開しました。要旨は以下です。
・先進国・地域の公的債務は、第二次世界大戦以後で最高水準に達している
・公的債務が対GDP比100%を上回ることはもはや珍しくない
・財政健全化は経済成長を支援する措置で補完されなければならない。構造問題への対応と金融環境ができる限り支援的である必要がある
・財政健全化計画は一時的で短期の措置よりも継続的で構造的な改革に重点を置くべきである
・財政修復と債務削減は時間を要する
また、上記の現状分析を踏まえた指針として以下を提言しています。
(1)現在の弱い経済成長環境を前提とした場合、最優先課題は財政健全化による経済の縮小効果に対処するために、成長を支えることである。政策はその経済に内在する根本的な構造上の問題の解決を重視せねばならず、金融政策で可能な限り支えなければならない。
(2)公的債務削減は時間を要するため、財政健全化策は長期的な構造改革に重点を置かなければならない。
▲コンパクトにまとまったレポートは中小企業の経営者に最適
国際通貨基金
http://www.imf.org/external/japanese/index.htm
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経営コンサルタント 中小企業診断士 株式会社スプラム 代表取締役 竹内幸次
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