落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「ボーダー」

2010-04-29 00:53:28 | 映画

331862view006 劇場内が明るくなって、途中スヤスヤ眠ってしまった両脇の友人に「(オーケストラ!と迷った挙句、この界隈1館でしかやっていないからとこの映画に誘って)申し訳ございません」と私。

すると、私たちの席の後ろの方の女性2人連れも、片方がもう一人に「ごめんねえ。本当に今日誘ってゴメンね。」と。

もう、これで私たち3人は大爆笑!

331862view004 ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノが、「ヒート」以来12年振りに、しかもがっつり共演してる映画で、撮影当時は話題になったのに、「あれ?いつのまにか単館ロードーショー?」と思ってた。2008年製作で、この2人共演なのに、なんで?って。

観たら納得! 

タイトルバックから、2人が射撃場で撃ちまくるシーンでスタート! 

おおっ、最初からがっつり331862view005共演だあ! えっ?ちょっと待て! 2人とも現役の警官? 「踊る大捜査線」の和久さんじゃなくて? 年相応にしか見られないよ。 

誰がどう見ても、年金もらってる年齢じゃん。   

だって走れないじゃん2人とも。

デ・ニーロの自白ビデオみたいのを挿入して、観客をだまして、最後におおっ! って、思わせる仕掛けを用意したストーリーなのに・・・。脚本も演出も編集もグダグダなので、途中で両脇の友人が寝るのも納得。

331862view003 最後の10分だけは、2人ともちゃんと起きてしっかり観てた。最後だけは、さすがに見ごたえあったから。

原題の「RIGHTEOUS KILL(公正な殺人)」に走る心情は描かれてたし共感できるけど、せっかくの2人の人物設定がしっかりしてないし(特にパチーノの方)、20年来の相棒同士の男同士のシャレた会話もないし、10人位しかいない不思議な警察署だし。

だんだん、ペレス&ライリーの若い相棒同士に目が移っていってしまう。

331862view002 デ・ニーロの出演作って、ハズレがないはずなのに、なぜ? 前作の「スターダスト」だって、イメージがだいぶ違うけど、楽しく観られたのに。

最後の競演がコレ?

競演じゃなくてもいいから、まだまだ頑張れるんだから、2人ともこれからも良い映画に出てね。

お願い!

コメント
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