6月2日 日曜日
《竹田城》
“日本のマチュピチュ”竹田城へ。
って、私も母も、ペールーのマチュピチュには行ったことあるんだけどね。
このような、雲海の中に浮かび上がる景色は秋~冬の夜明けに見られるらしい。
だが、今は梅雨時の昼間だ。
8:41に姫路駅出発。播但線は2両編成の赤い電車。 しかも無人駅が多いので、運転席の後ろにバスのような料金表示表と料金入れの箱が・・・。
途中の検札で、スイカで入場した私も「竹田駅は無人駅だから」と、料金を車内で払った。
←寺前駅
9:31に寺前という駅で、9:46発の電車に乗り換える。
寺前という駅は、昔は採石で栄えたのか、錆びた設備が見えるけど、なぜここで乗換なのかはよく分からん。でも、トイレ休憩ができた。
←竹田駅
竹田駅の後の山に、竹田城がある。
駅から登山ルートもあるんだが、私達は、全但バス運営の、土日祝日のみ運行の【天空バス】に乗車。
10:40発で、11:00に竹田城のバス停着。
ここから、もう一つ駐車場を経由して、舗装された広い道をのんびり登る。これは楽だ。
15分程歩くと、“竹田城跡”という石碑があって、そこから土の道と急な階段が始まる。
そして、竹田城!
確かに、マチュピチュの雰囲気がある! 山の上に石垣で、木が生えてる感じが似てる!
しかも、高山病にならないで行ける!これはポイントがでかい。
母は、マチュピチュの、広場みたいな所に生えてる木の下で休んだんだ。クスコより標高が低いから、高山病の人は行った方が楽だからと行ったのだが、標高が低い駅からマチュピチュに上がったとたん、また具合が悪くなった思い出が・・・。
マチュピチュと同じ頃出来上がって、実は歴史がよく分かってない等共通点も多い。
400~500年前、山の上まで石を運んで、積み上げたのは事実なので。
人間はその気になれば、集団の力でなんでもできると言う事でしょうか?
12時のサイレンを聞き、南千畳からの帰りの近道を通ったら、12:15分の帰りのバスに間に合った。
ちょっと走ったけどね。
GWは、すごい人混みだったらしいが、この日は梅雨にはいっていたせいか、そんなに人がいなかった。駐車場も空きがあった。雨は、時々霧雨程度だった。
《昼食》
駅前の町屋通りの、「竹田町屋カフェ寺小屋」で。
ランチは一種類だけだったけど、但馬牛の鍋に蟹飯、卵もこだわりの卵で甘かった。
デザートとコーヒーが付いて、1,500円位だったような記憶が。美味しく、ゆっくりいただけました。
《寺町通り》
小さな踏切を渡って、駅の裏側(竹田城側)へ。
小さな竹田川に鯉がいて、江戸時代の橋がかかる善證寺、常光寺、勝賢寺、峰樹寺を見て回る。のんびりした城下町だった。
で、14:23の電車に乗り、姫路に戻る。母は、そのまま帰り、私は大阪で友人と夕食。
《茶すり山古墳》
本当はここにも行きたかったのよん。竹田駅の観光案内所で確かめたら、片道、タクシーで1,300円位というのまで、確かめたんだが。近畿最大級の円墳で、結構復元されてるんだよね。
まあ、しょうがないかあ。まだ、行く機会があるかも知れないし。
後で聞いたら、母親は竹田城跡に、「25年前位に行った」と言っていた。ブームになる遥か前じゃん。
だから、茶すり山古墳にも、私もそのうち行くと思う。