真田(広之)さんが出てる。前もって公開された冒頭5分位の映像では、セット感丸出しの日本の一軒家で、真田さんが戦ってた。
「残虐型格闘ゲーム」の映画化らしい。冒頭のシーンでも、いっぱい血が飛んでた。
本編も、ティーンエイジャー主人公のホラー映画よりよっぽど残虐。
体が縦に真っ二つとか、頭が潰されたりとか、お腹切られると腸が出てきたりとか。しかも、「ほら、しっかり仕事をしてますよ!」と言う感じで、じっくり長い間映してます。最近珍しいなあ。体が縦にチェーンソウで真っ二つってシーンは、最近だと「チャイルド・プレイ」のリメイクの方とか「ザ・スイッチ」であったけど、ここまでじっくりは映さなかったもんなあ。ある意味立派だ。しかも、真っ二つにされる魔界の戦士は、あまり活躍することもなく裂ける。
このゲームを考えた人は誰なんだろう? 人間界とか魔界があって、それぞれ神がいて。何か仏教の世界観と似てる。しかも、中国人は中国語、日本人は日本語を話してる。無理に英語を話してない。それも、立派だ。
なんで選ばれた戦士だけが戦って、この世界の均等を保っているのかは謎だ。ゲームだからしょうがないか。あと、ドラゴンの痣も、痣のある人を殺すと自分に移動する。精神は、心の問題はいいのか? ゲームだからいいのかな。
ちなみに「モータルコンバット」の言葉の意味は「どちらか一方が死ぬまで終わらない戦い」だそうだ。
映画自体は、真田広之の映画だ。浅野忠信は、自分で言い出したらしいがずっと傘を被っているので、誰でもいいじゃんという感じだった。魔界の親玉は、表情がなくてアクションしないジャッキー・チェンみたいだった。リュウ・カンという火を操るルディ・リンは細くて少年のようなのに体が凄かった。が、もしかしたら頭が大きいのかもしれない。
主人公の娘は、奥さんの連れ子に見えるんだけど。違うのかな?
続編は作るんだろうなあ。頑張れ!真田さん!
エンドロールに「COVID compliance」の文字を発見。そんな時代に生きてるんだねえ。そっちの方が魔界より怖いじゃん。