予告編から想像した通り、“毒”がなくなっている。
真面目だけど楽しい、子供も安心して観られてる、動物達のモフモフ感もうれしい映画になっている。
ピーターの野生だからこその殺意も、トーマス・マクレガーの危ない価値観も、ビアの危うい理屈も、今回は鳴りを潜めて・・・。
楽しい楽しい映画だあ。
ピーターとトーマスの疑似親子、人間たちと湖水動物の疑似家族のお話だ。
その分、バーナバスが悪役として頑張ってるけど、所詮、老いぼれたドライフルーツ泥棒だし。
↓ このシーンも、ピーターの想像でしかないし。
いた、面白かったし、商業的に成功しようとするマーケティングもなるほど、と思えるし。
里親制度の欠点もなかなかだし。
音楽も楽しいし。
最期のドタバタした終わり方は、う~ん、どうなんでしょう? アルプスに皆で行ってトーマスがスカイダイビングしたり、急にハチャメチャに。まあ、元々服を着たウサギなんていないから、おとぎ話だと言われたらそうなんだろうが。皆をバラバラにしないで、一挙に連れ戻した方がまとまりがあって良かったのでは?
その一匹ずつの奪回の時、川でボートに乗っていた老人は誰なんだ? カメオ出演だと思うんだけどなあ。