落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「ドント・ブリーズ2」

2021-08-15 20:45:35 | 映画

女の子(フェニックス)がもう一人の主人公なので、子供向け。というか、真面目な作り。ノーマン爺さん、今回はむしろヒーロー。

殺される方は、殺されて当然と言う奴らだし。今日の映画も、一昨日観た「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」と同じで「子供を不幸にしてはいけない」というコンセプトで。あと「犬も大切に」かな。

前作のゾワッとする恐怖はない。でも、前作はR12で、今作はR15。なんでだろう? 血も肉も飛び散らないのに。ホラーと言うよりアクション映画ぽかった。フェニックスにとっては、わずか12時間で、次から次へといろんな体験をして最後はそれなりに活躍するので、ホラーな半日だっただろうが。

ノーマン爺さん、今回は年を取り、相手が自分より若いプロなので苦戦。暗闇を活かした、息を止めないと・・・的な、ドキドキ感はない。むしろ8年間、爺さんに何かのために(何のため?)鍛えられたフェニックスが、ドキドキさせてくれて素敵。冷静に状況把握して、混乱する自分の生い立ちを知っても、感情的にならないで、自分の命を奪う敵は敵として認識。最後は自分で道を切りひらく。

相変わらず、変な所は律儀で、カメラがきちんと写した小道具が数十秒後に大活躍する。もちろん、おかしい所もあるけどね。距離感とか、時間とか。丁寧さと粗さのギャップも面白い。

舞台となったデトロイトは相変わらず怖い場所で、文字通りゴーストタウン。火事になろうが、銃声が響こうが、誰も助けには来ない。それ以前に爺さんが、いきなり女の子の父親を名乗って一緒に住み始めても、誰も何とも思わないのか? 

映画館の座席、また1個ずつ飛ばしになったんだが、ほぼ満員だった。でも、前作を観てない若者が多いのか、若者達がエンドロールで帰ってしまう。いや、君達、エンドロール後にもあるんだよ!と言いたいシルバー料金の私。

指、動いてた? パート3作るのかな。今回は真面目で小さくまとまってたから、ヒットするのかな。

この映画でも、エンドロールにはCovid対策の人達の名前があった。そして、またどこにも旅行に行けなかった私の夏休みが終わった。

 

コメント
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