「ノッテイングヒルの恋人」っぽい感じのラブストーリーだ。曲も今風のノリノリな感じ。
もちろん、ハッピーエンド!
軽く観るのにいい映画だった。
出演者が若ぶってはいるが、バスティアンのみ28歳で、後は50代がシレッと30代位を演じている。何が凄いって、それがこの映画で一番凄かった事かなあ。
主演のキャットを演じるジェニファー・ロペスは自分で製作もしてるせいか、自虐ネタも多いけど、純粋に愛を求める根が良いセレブの役なのがずるいなあ。
ハッピー・エンドだったけど、あんだけ取り巻きに囲まれて大抵の事は金で解決するセレブと、数学教師の仲が続くとは到底思えんが。ジェニファー・ロペスは今だけちょっと庶民の幸せを味わっているだけで。オーウェン・ウィルソン演じるチャリ―もだんだん劣等感からイライラし出しちゃうんだろうなあ。
マネージャーや付き人や常にスマホで撮影する人とか、ズッーと自分の時間なしにスターに付いてなきゃならないなんて大変な職業だ。身近な相手と不倫しても何となく納得。
あとラテン系が誇りを持って「あんな白人に!」と言ったり、本音を話すときはスペイン語になったりする、ラテン系の人が造っている人種の壁みたいのにちょっと驚いた。
で、キャットが個人的に呼ばれて歌を歌いに行こうとしては日本の大富豪って誰なんだろう? インドや中東の大富豪なら大邸宅でのパーティで、大物歌手を呼びつけてるらしいが、日本じゃなあ・・・。前澤さんクラスかなあ。今の日本にそんな裕福なイメージはないんだけどなあ。
チャーリーの娘が、「ガンパウダー・ミルクシェイク」のエミリーじゃん。えっー!売れっ子だなあ。
マルーマとジェニファー・ロペスのデュエット「マリー・ミー」はさすが!見応え、聴き応えありだった。