2.外川駅
14時27分。銚子電鉄終点の外川駅到着。住宅街の真ん中だ。昔は違ったんだろうが。
ここからひたすら屏風ヶ浦に向かって歩く。一緒に電車を降りた、私より年を取った乗客は、どこに消えたんだろう?
外川駅から屏風ヶ浦遊歩道入り口(銚子マリーナ)まで徒歩30分という案内なんだが、途中、千騎ケ岩と犬岩に寄ったら1時間近くかかった。
3.外川港
外川の街並みも観光スポットになっているらしいんだが、神奈川県民には見慣れた風景で・・・。
4.千騎ケ岩
「義経が千騎を隠したことがその名の由来で、約2億年前の岩石。江戸時代に流行した銚子磯めぐりの名所のひとつです。」だそうだ。
5.犬岩
「源義経が奥州に逃れるときに置き去りにされた愛犬が七日七晩泣き続け、八日目に岩になってしまったと伝わります。」
あちこちにあるなあ、義経伝説。日本人の最近の歴史だな。
この岩の手前左手。↓
地球の歴史。いろいろ浸食されている。
6.屏風ヶ浦
やっと到着! 多分、銚子駅からタクシーで来るのが一番効率がいいはずだ。あと、千葉科学大学もそばにあるので、そこのバス停から銚子駅行きのバスも出てた。
と、お疲れモードの61歳だなあ。
まあ、屏風ヶ浦だ!
犬岩からもうっすら見えていたのだが。
↑ 遊歩道の始まり。
↑ 全景。帰りに撮影したので、やや夕方。
砂浜は、銚子マリーナ海水浴場という市民の皆様憩いの場らしい。
で、遊歩道をどんどん歩く。
↑ ミニ断層
↓ 後ろを振り返るとこんな感じ。
途中、遊歩道は途切れるが、人家の横を通るとまた、遊歩道。
この先で、行き止まり。東日本大震災で壊れたのを、ここまで修繕した訳で。
地元の人は通行禁止はあまり気にせず、犬の散歩。
確かに、10キロ続いてるから、長い茶色い崖だ。ただ浸食を防ぐため(波に当たると柔らかいためどんどん削れるらしい)、波消しブロック(“テトラポッド”は登録商標だから仕事上では使えない。まあ、今は無職だから関係ないけどね)と遊歩道と柵でガードしてるので、なんだかなあ。自然の景観を、無理やり護ってる感じだ。
しょうがないんだろうけど、なんだかなあって感じ。
ちなみに、ドーバー海峡のホワイトクリフには。2011年の7月に行ってる。川崎から銚子の屏風ヶ浦に行くより、ロンドンからホワイトクリフに行く方が近かった。ただ、22キロ歩いたんだよなあ。私も若かったなあ。
小雨がパラついた天気だったけど。自然のまんま。落ちて死ぬ方が悪い!って感じのほったらかしさ。
で、また外川駅まで歩いて戻り、17時21分外川駅発の銚子電鉄乗車、17時40分頃銚子駅下車。短時間で食べられる店はなく、駅前ベンチでコンビニおにぎりを食べて、18時22分の単線の総武本線に揺られて3時間電車に乗り続けて帰宅した。食には恵まれなかった日帰り旅行だった。銚子の屏風ヶ浦は遠かった・・・。