5月12日 木曜日
川崎駅の川崎駅前タワー・リバークにある「 川崎浮世絵ギャラリー」へ。
川崎市民だし、500円だし。
『歌川国芳「木曽街道六十九次之内」』をやっていた。
展示室は、文字通りギャラリー。いつでも会議室転用OKな感じ。
『木曽街道の名所錦絵シリーズとしては、本作に先行して天保6年(1835)より刊行された歌川広重と渓斎英泉の合作《木曽海道六拾九次之内》が有名です。 しかしながら、国芳の木曽街道は単なる名所風景画ではなく、各宿場名から語呂合わせで連想される伝説や歌舞伎の名場面となっており、国芳の洒落っ気が発揮されています。』
そうなんだよ。嘉永5~6年(1852~53)に刊行されてるんだが、各宿場町の風景がじゃなくて、地名から発想した芝居の名場面集!
苦し紛れのマーケティング戦略みたいなあ。大ヒットしたのかは知らないが・・・。いろいろ仕掛けるな、浮世絵業界!
↑ 八犬伝だし
↑ 浦島太郎だし
↑ 在原業平もいるし
↑ 達磨大師もいるし
↑ 鞍馬山の義経もいるし
凄いなあ、木曽街道関係なしだ。
しっかりした解説が各絵にあるので読みながら、じっくり1時間近く過ごした。