フランス映画。高校の教師夫婦が、クロードという生徒が書く、友人の母親を誘惑するノンフィクションの続きが読みたくて・・・。という内容。
冒頭、校長先生が、いきなり思いつきで生徒に制服を着せる事にする。そうだ!美少年の高校生は制服姿でなければならない。良い校長だ。
クロードは、凄味がないがまあまあ及第点の美少年。玉木宏みたいだけど。
ただ、彼以外男性が・・・。
友人は、不細工だし、その父親も・・・。主人公の高校教師は、ウッディ・アレンみたいな冴えないおじさんだし・・・。おかしいなあ、フランスにはもっとカッコいい人が大勢いたのになあ。クロード以外にも、イケメンを配置すべきだったと思う。
で、クロードの書く話は、結局クロードがした事なのか、想像の産物なのか。結局は、分からない。クロードの小説によると、友人家族は「雨降って地固まる」となる。
一方の高校教師夫婦は破局。でも、なんで妻が別れる決心をするのかが、全く理解できなのだよ。同じような年代の私が。
ダメになるなら、もっととっくに別れているだろうし、今更不妊の事を言われてももう充分免疫はできているだろうし。つい、前日までクロードの小説の続きを楽しみに待っていたくせに。
と言う訳で、あまり共感できずに終わった。ラストもとって付けたようだしさ。皮肉な将来が見えなかった。
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