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愛媛県の旅 その1 内子宿~大洲

2024-10-09 14:13:49 | 旅行記・四国

友人に愛媛県を巡る2泊3日のツアーに誘われた。有名な道後温泉に行ってみたかったので参加した。

10月1日 火曜日

羽田空港9:40発のANAで、松山空港11:10に着。

名物の蛇口みかんジュースだ!カールもある! カールは帰りの空港で買おうか迷ったけど、かさばるし、つぶれるかもしれないので、結局買わず。

観光バスに乗って、愛媛県喜多郡内子町へ向かう。

 

↓ 空港近くの坊ちゃんスタジアム

内子町までの車窓からの景色の感想は「都会だあ!」。一昨日の千葉の風景より、はるかに都会だあ。不思議。

 

Ⅰ.ランチ

12時半前に内子町のそば処下芳我邸に到着。

こちらは、木蝋生産で栄えた芳我家の13分家の一つのお屋敷を利用した飲食店。築140年。

↓ 多分、野遊び弁当 1,850円

2階はギャラリーになっていた。

芳我家は、鶴と亀がトレードマークだそうで、釘隠しも鶴と亀。

 

Ⅱ.自由散策 

地元ガイドさんのツアー出発までに30分位あったので、コースに入っていない内子座の方に行ってみる。ここら辺は、六日市という地区らしい。

①八幡神社 随神門

 

商いと暮らし博物館

道沿いにこの蝋人形。インパクト大!

 

③内子町ビジターセンターと児童館

左が内子町ビジターセンター。昭和11年建設の元警察署。右は児童館で明治34(1901)年に創立された 内子尋常高等小学校の「化育校」と呼ばれた建物を模して新築されましたそうだ。どうも、洋風建築の方が、私は好きらしい。

 

④ 内子座

公式HP

「大正5年(1916年)に大正天皇の即位を祝い創建された内子座。木造2階建ての瓦葺き入母屋作り、純和風様式の本格的な芝居小屋として建設されました。回り舞台や花道、桝席、楽屋などがあり当時の建築技術の粋が集められた建造物です。」

これから4年間の保存修理工事のため、もうすぐ外観は工事用外壁で覆われてしまうらしい。

屋根の上には狐。招き猫のポーズを取ってる。

近くには彼岸花。

 

Ⅲ.ガイドさんと八日市護国の町歩き 13:45~16:00

ツアー客は人数が多いので、元気グループとのんびりグループに分かれる。私達は元気グループ。ってか、平日の宿泊ツアーなので、多分私達が最年少。笑

 

森文醸造株式会社

 

② 大森和蝋燭店は残念ながらお休み

ってか、道沿いの土産物店は、火曜日はほとんどお休み~。笑

↓ 大森和蝋燭店前にあった木蝋(Japan wax)の原料のハゼの実。

漆の仲間なので、カブレる人もいるらしい。江戸時代頃に琉球王国からやってきたらしい。それまで漆から木蝋を作っていたそうだ。いずれにしても、この実から蝋を作ることを発見した人は偉大だ。「蝋」の存在と役割に気づいた人も凄い。

 

③ 元活動写真館森文旭館

「大正14年(1925年)竣工の常設活動写真館です。昭和43年に閉館されましたが、平成25年に保存会が結成され年に数回イベントが開催されています。」

保存会の主催は、森文醸造株式会社さん。文化保存に熱心で立派。お金もかかるのに。

 

軒下を支える木(名称は分からない)の模様は猪の目。

 

本芳我家住宅

左側のお宅。外観と庭のみ見学可。

「本芳我家の主屋は木蠟(もくろう)の生産で財をなした明治22年(1889)に建てられたもの。漆喰塗籠の重厚な建物は、鏝絵(こてえ)と呼ばれる彫刻や海鼠壁(なまこかべ)などで飾られ、町並みの中でも圧倒的な存在感を放っています。主屋に隣接する土蔵には、当時の商標「旭鶴」の鏝絵が今も輝いています。」

↓ 鬼瓦は木蝋の輸出で繁栄したので、船の帆

なまこ壁は、四角形が普通だけど手間がかかる六角形。金持ちの証だそうだ。

↓ 商標の「旭鶴」の鏝絵(こてえ)懸魚(げぎょ)

紋はカタバミの花だそうだ。

↓ 反対側の懸魚は龍

↓ 亀の漆喰彫刻

↓ 幸福を呼ぶ蝙蝠もさりげなく

↓ 庭園

 

木蝋資料館上芳我邸

分家の上芳我邸は資料館となっているんだが、広い!

↓ 母屋

↓ こんな人力の機械でハゼの実を絞っていたそうだ

ほんの百数十年前にはここまで栄えたのに・・・。今は危ないから、蠟燭を灯す事もしなくなってしまったなあ。

 

高昌寺

「嘉吉元年(1441)に創建された曹洞宗の古刹。文政7年(1824)に建てられた本堂に楠材を多く使っていることから伊予の楠寺とも呼ばれる。また、曹洞宗の本山永平寺を模していることから「伊予のミニ永平寺」とも呼ばれている。広い境内には本堂・禅堂・開山堂・霊集堂などが回廊で結ばれ、御開山一代記などの寺宝も多い。平成10年(1998)建立の長さ10m、重さ200トンの巨大な石造涅槃仏もみどころ。」

日本最大級の石造涅槃像と聞いて、期待してしまった。石造だから(中国から切断して運んで組み立てたそうだ)、この大きさかあ。今までいろいろ見てきたからなあ。小さっ。

本堂の楠の一枚板や梁がとにかく立派で、涅槃像より建物が良かった。

この後、道の駅に一ヶ所よってから大洲市のホテルへ。

 

Ⅳ.ホテル

ホテルは、スーパーホテル愛媛・大須インター。シングルルームのビジネスホテル。近所にコンビニやらマックやらが広々と広がる土地に建っていた。天然温泉の大浴場もあった。

 

Ⅴ.夕食

18:00にホテルをバスで出発。大洲の「大洲炉端 油屋」さんへ。当団体の貸し切りになってしまっていた。後からきた個人客の方、ごめんなさい。

ここの鯛めしは、鯛の炊き込みご飯じゃなくて、鯛の刺身を卵を溶いた出汁に絡めてご飯の上にのせて、さらにその上に出し汁をかけて食べるパターン。

これが、美味しかった!

油屋のそばを流れる肱川(ひじかわ)と防波堤みたいな塀。

ホテルには20:00過ぎに戻る。

 

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