6月25日 火曜日 その2
3.竜串海岸(たつくしかいがん)11:00~12:00
↓ ネットから拾った、空からみた画像
今回のツアーで行きたかった場所、No.2だったんだけど、いやあ、実際一番楽しかったかも。
だって、いきなりこの風景!
「この付近は古第三紀の堆積岩が分布するが、竜串海岸周辺にのみ新第三紀(3千万年~6千万年前)の極浅い海に堆積した砂岩・泥岩が分布し,広い海食台にさまざまな奇岩
が立ち並んでいる。」
↑ 大竹小竹
「海底に泥と砂レキが交互に堆積して形成された砂泥互層のうち、軟らかく浸食されやすい泥岩層が浸食され、硬く浸食されにくい砂岩層は残る。厚い砂岩層のうち比較的厚い層は「大竹」となり、薄い層は「小竹」となる。」
↓ 絞り幕
ネットで調べると「幕を絞ったように見える生痕(生物の活動の痕跡)があることから絞り幕と呼ばれるようになったそう。」という説と「液状化現象があった痕跡」「砂岩中のコンボリュート・ラミネーションが風化により浮かび上がったものと思われる」という説がある。
砂岩部分は色が綺麗!
↓ ハチノス状の岩
砂岩の隙間に海水が染み込んで表面が剥がれ落ちた蜂の巣状の石(タフォニ)。不思議だ。なんでこんな穴ができるんだ?
↓ 兜岩
「団塊(ノジュール)が、人の顔またはお面のように見えることから兜岩(かぶといわ)と名付けられた。このあたりで見られる団塊(ノジュール)は、赤褐色球状の異質岩体で、堆積物の中の化石や砂粒などが核になり、粘着性の高い化学成分が濃集してできたと考えられます。赤い色をしているのは鉄成分の影響と思われます。」
そうかあ、割ると中に化石があるかもしれないんだ。
↓ 蛙の千匹連
「竜串で見られる生痕化石(生物の生きた痕跡の化石)は約2500万年~3000万年前のアナジャコの住処のあとです。 海岸の様々なところで見れますが、地質学的にはとても珍しいものです。 「蛙の千匹連れ」も生痕化石のあつまりです。」
なぜ、竜串海岸について、今、ネットで調べているかというと、歩いているうちにツアーのお客さんが大幅に遅れてきて、その場で講師の人が説明する事ができなくなってしまったから。
↓ 天の橋立
この辺り、急に地層が垂直になっている。
↓ 不背山と千畳敷
↓ 遊歩道最後の岩が、他と種類が違うらしい。確かにツルツルしている。不思議だ・・・。
ここからグラスボードに乗って、見残し海岸にも行けるんだが。行きたかったなあ。
バスの駐車場あたり、「海のギャラリー」やらダイビングサービスの建物があったんだが、平日だったせいか閑散としてた。
そして、こんな建物も。
竜宮城という1階がレストランで2階3階が珊瑚の博物館だった、今は廃墟。
竜串海岸、素晴らしい場所だったので、もっと大勢が訪れますように。
4.ランチ 12:00~13:00
道の駅めじかの里土佐清水で、「極上鰹のたたき定食」!
毎食、鰹のたたきは出るんだけど、さすが地元!ちゃんと藁の香りがして、こっちでスーパーで購入する鰹のたたきとは全く違ってて美味しい!
ので、「もう飽きた」と言って全く手を付けない他のツアー客の分も食べる。
5.観音岩 13:40~14:00
柏島のすぐ手前。昔、ダイバーだったので、竜串海岸やら柏島の地名は、ダイビングポイントとして知っているし、柏島の海って透明度の良さで最近注目されてるんだよね。
養殖してるのは、なんとマグロなんだって。
ここは花崗岩。
確かに、心が弱くなっていたら、観音様に見えるんだろうなあ。
そして、ここが最後の観光スポットで、バスは一路空港へ。
6.空港にて
ランチを2人分食べてしまったので、お腹が空かない。
なので、ウツボの唐揚げを食べてみた。ウツボ、前も佃煮を食べた事があったかな? 揚げてあるので、普通に白身の魚だった。
19:15発のJAL498便で羽田に20:35着。
自動車の運転ができない私には、行きたかった唐人駄馬巨石群と竜串海岸に行くことができたし、室戸岬と足摺岬の両方に行けたし良かった。でも、せっかく会社辞めたんだから、のんびり公共交通で回っても良かったのかなあ。と、ちょっと思う。
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