カルナック その5
9月29日 日曜日 ドルメンとカルナックの町を歩く!
沼(池)越えてマニオまで歩いたので、【ケルスカン列石】は明日の見学にして、【ケルカドのケルン】に行ってみる事にした。
結構自動車の往来はあり、観光する人は多いんだが、歩いていく人は、帰りに一組だけすれ違っただけだ。
近くまで行ったら、「カフェ」があったのだが、宿泊施設も兼ねているのか20名程の、今夜ジェイソンに襲われるに違いない若者が占拠してて、普通の観光客が近づける状態ではなかった。
で、うらぶれた建物の横の薄暗い小道を行くと・・・あった!
【CAIRN(DOLMEN)DE KERCADO:ケルカドのケルン(積石塚)】
スゲー!アイルランドのニューレンジの縮小版だ!頑張って歩いて良かった!
オマケに頂上に石も立ってる。
巨石が円形を描くように立ち並んでる。やっぱり、ストーン・ヘンジはこれだよ!と思う。
で、間を塞ぐように小さな石が積み上げられている。
中は、ニューレンジがあんなにせまかったのに、ここは直径10m位の遺跡なのに、トイレの個室並みの広さがあった。
やっぱりここも入り口から夏至の日、太陽の光が届くのかなあ?
ケルト民族の遺跡かどうかははっきりしないけど、やっぱりアイルランドと似てるから、何かしらケルトと関係あるんだろうなあ。
個人的には、列石が先で、ドルメンが後だと思う。民族も違うと思う。根拠はないけどね。
その後、かなり頑張って歩いて戻る。結構ヘロヘロ。
メネック列石の手前の交差点を119号線へ。
←【LA CROIX AUDRAN】
不気味な十字架。CROIXは十字架だけど、調べたけどAUDRANの意味が分からない。ケルトの十字架とも全く違うし・・・。
なんなんだろう?
【サン・ミッシェル古墳】
上には可愛い教会が建っている。丘全体が遺跡。ケルン(ドルメン)の大型版。多分、ニューレンジと同じ感じだと思う。現在公開はされてないので、遠くから拝む。
今、写真を見て気が付いたんだけど、地図にあるサン・ミッシェル古墳のフランス語【TUMULUS CHAPEIIE ST-MICHEL TABLE D'ORIENTATION】のTABLE D'ORIENTATIONが、写真に写っているテーブルなのかな? やっぱり行けば良かったかな? でも、自動車ないと無理だ。
【カルナックの町】
陸側の中心地のはずなんだが・・・。上の写真の花が飾ってある建物が、町のインフォメーションセンター。大きな教会もある。が、ゴースト・タウンだ。町の人がいない・・・。店も全て閉まっている。
TGVでパン食べてから、何も食べてないのに・・・。宿泊しているホテルのレストランは、メニューの看板が出ていたので、ホテルに戻る。
【Hotel Les Alignements の夕食】
1分でも早く食べたかったが、夕食は7時半からだった。23ユーロで、前菜・メイン・デザートで、各4種から選べる。ホテルのマダムは、簡単な(でも私よりははるかに上手な)英語ができるので説明してくれたが、メニューから、クラブとサーモンが浮き出て見えたので、それを頼んだ。
他の客は、3組。なんで、ディナーは冷凍保存なんだろうけど、でも美味しくいただきました!もちろん完食!
3時位から歩き始めて、4時間で15km近く歩いたので、疲れて夜は爆睡!